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2006年の現役引退を振り返るジダン「あと2年は続けられたが…」

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 レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督が、自らのコミュニケーション法について明かした。2006年の現役引退についても語っている。

 1月に解任されたラファエル・ベニテス氏の後任となったジダン監督は、就任当初から大きな注目を集めている。しかし、リーガ・エスパニョーラでは首位バルセロナとの勝ち点差を徐々に広げられ、最近では手腕を疑問視する報道も目立ってきた。

 そんなジダン監督が、雑誌『GQ』フランス版のインタビューで、監督として心がけていることなどを語った。『アス』『マルカ』などスペインの各メディアが報じている。

「私は監督として、選手たちが何を必要としているのか、いつ自分たちに関わってほしいと思っているのか、理解できていると思う。選手たちのためには、近くにいるだけでも十分なときがある。それほど徹底的に話し合う必要のない問題もあるからね」

「良いコミュニケーションとは、いつ黙るべきかを分かっている、いうことでもある。私が得意とするところだね。私は、自分自身がどうしたいのかが分かっている。そのためには慎重でなければいけないが、成し遂げることができると思っているよ」

 ジダン監督は2006年ドイツ・ワールドカップを最後に現役を引退した。当時の決断については、次のように明かしている。

「あと2年は現役を続けることができた。でも、ビッグマッチのために必要なアドレナリンが足りなくなると思い、引退を決断したんだ。誰かに“あなたの時代は残りわずかだ”と言われるよりも、決めるのは簡単だったよ」

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