バルセロナDFジェラール・ピケは、同僚ネイマールが禁断の移籍を断行することはないと信じている。だからこそ、「腕をかけても構わない」と述べた。

　28日のリーガエスパニョーラ第26節セビージャ戦で決勝点を挙げたピケは、ライバルのレアル・マドリーへの移籍の可能性が噂されるネイマールについて、試合後に次のように述べた。スペイン『アス』が伝えている。

「ネイがマドリーに行くことはないと腕を賭けてもいいよ。彼はバルセロナのことが大好きなんだ。このクラブのことがね。まだ何年もここに残ると思う」

　1988-89シーズンのマドリーに並ぶ34試合連続無敗記録を達成したバルセロナだが、ピケはタイトルこそが大事だと強調した。

「記録はとても素晴らしいものだけど、それでリーグを制覇できるわけじゃない。まだリーグ戦は終わっていないんだ。ライバルはマドリーだけじゃない。アトレティコ・マドリーもいる。コパ・デル・レイではセビージャとの決勝だ。チャンピオンズリーグもある」

マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの前日の発言が物議を醸しているが、ピケは「それぞれが自由に意見を言えるもの」と述べるにとどまった。

---

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集