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ファン・ハール:「ラッシュフォードに解任の危機を救われたわけではない」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督は、FWマーカス・ラッシュフォードの台頭によって解任から救われたのではないと主張している。逆に、自身やクラブの方針が実を結んだ結果がラッシュフォードの活躍だという言い分だ。

 18歳のラッシュフォードは、ヨーロッパリーグのミッティラン戦で2ゴールを記録する衝撃的なデビューを飾ると、続くアーセナル戦でも再び2得点。いずれもチームを勝利に導く活躍を見せた。

 ミッティランとのファーストレグに敗れるなど結果が出ず、解任の可能性も騒がれていたファン・ハール監督としては、これらの結果により重圧が軽減された形だ。だが、偶然のように新星が現れる奇跡が起こったわけではないと同監督は語る。

「ラッシュフォードが私を救っているという記事を読んだが、そうではない。ラッシュフォード(の活躍)は私のポリシーのおかげだし、もちろんクラブのおかげでもある」

「だからこそ彼はそこにいるんだ。(キャメロン・)ボースウィック・ジャクソンや(ギジェルモ・)バレラや、その他の多くの選手たちにも同じことが言える。若い選手たちは安定感がないものであり、非常にリスキーなことでもあるので、彼らは力を証明しなければならない」

 冬の移籍市場では補強を行わず、現有戦力に加えて若手を起用する方針が実を結んだとファン・ハール監督は語る。

「(若手選手は)力を証明し、監督や周囲に向けてそれを見せつけたいと望んでいる。自分が最高の選手だということをね。だから彼らはいつもチームにスピリットをもたらしてくれる」

「だからこそ我々は1月に投資しないことを決めた。2か月前から私はそう言っていたが、君たちが信じようとしなかったんだ。メンバーを少人数にして、若手にチャンスを与えるというポリシーだ」

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