beacon

トゥヘル監督、格下相手の勝利にも「浮かれてはいけないが過小評価もしなくていい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 MF香川真司が所属するドルトムントは22日、DFBポカール(ドイツ国内杯)1回戦でトリアー(4部)と敵地で対戦し、3-0で勝利した。トーマス・トゥヘル監督は「勝利に浮かれてはいけないが、過小評価する必要もない」と振り返っている。クラブ公式サイトが伝えた。

 14日に行われたドイツスーパー杯ではバイエルンに0-2で敗れたドルトムントだったが、格下相手のこの一戦では前半8分に香川がこぼれ球を押し込み、早くも先制。今季公式戦初ゴールを挙げた香川は同33分にもネットを揺らすと、同45分にはMFアンドレ・シュールレが左足のボレーで移籍後初ゴールを挙げ、そのまま3-0で完封勝利を飾った。

 トゥヘル監督は「スコアから見ても試合の展開から見ても、文句なしの勝利だった。我々はゲームを支配したが、前半の45分間はテンポを上げて得点チャンスをつくることに苦戦した時間帯もあった。後半はより決定的なシーンを何度も迎えたが、ゴール前ではプレーに少し精度を欠いてしまったね」と勝利を喜びつつも、課題を口にした。

 格下相手ということもあり、「レギオナルリーガ(4部)のチームに勝ったぐらいで浮かれてはいけない」と気を引き締めたトゥヘル監督だが、「ただし、この結果を過小評価する必要もない。我々は勝利に満足しているし、この先の戦いに挑んでいくための準備はできたと感じている」と、今後に弾みがつく勝利だったことを強調した。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP