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アトレティコ下部組織出身のトーレスらが帰属意識を説く「ただの選手ではなく、このクラブの選手になりたかった」

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 アトレティコ・マドリーの下部組織出身であるMFガビ、FWフェルナンド・トーレス、MFコケが、選手が帰属意識を持つ重要性を説いている。

 3選手は、アトレティコが下部組織の『ツイッター』アカウントを開設したことに際してメッセージを記した。アトレティコの現主将のガビは、アトレティコのトップチームでプレーすることだけを目標に、下部組織での日々を過ごしていたことを明かしている。

「子供の頃から目標は明確だったよ。ただ選手になるのではなく、アトレティコの選手になりたかった。その二つはまったく違うものだ」

「僕は今のような状況をずっと夢見てきた。アトレティコのトップチームにたどり着き、良いプレーを見せて、重要な選手になることをね。そう、今の自分は夢を叶えているんだよ」

 またF・トーレスは、下部組織で学べることがフットボールだけにとどまらないことを強調した。

「このクラブは、人生で有用な価値観を教えてくれる。懸命に働くこと、努力の姿勢、犠牲の精神といったことをね。団結がなかったら、自分は何者でもないんだと気づくことになる。全員で努力をすることで、素晴らしい感覚を得られるんだよ」

「フットボールで素晴らしいプレーを見せられなくたっていい。それでも自分のベースとなるものを、下部組織で手にすることができる」

 一方でコケは、下部組織でプレーする子供たちも、そのクラブのカラーに染まるものであることを説いた。

「アトレティコでは、子供の頃から情熱を培っていく。下部年代のチームも、トップチームと同じインテンシティー、野心でもってプレーしているんだ。そしてトップチームのユニフォームに袖を通すとき、これまでの日々に誇りを持てるようになるのさ」

 アトレティコは新たに開設したこの『ツイッター』アカウントを通じて、下部組織の情報を積極的に発信していく方針だ。

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