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引退表明したシャペコエンセGKニバウドが同僚の弔いで1試合限定の出場を示唆

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 11月28日に起こったシャペコエンセのチャーター機墜落事故で、コロンビア遠征に帯同せず、難を逃れた42歳のGKニバウドが引退を表明していたが、ピッチから去る前に1試合だけ限定でピッチに立つ意向を明らかにした。

 現地ブラジルメディアの報道によると、ニバウドは事故後にメディアの前で引退を表明していたが、12月11日に控えているブラジル1部リーグ最終節、アトレチコ・ミネイロ戦での出場する見通しであるという。

「いなくなった仲間たちは、そのピッチに立ちたいと思っていたはずだ。もしその場にいたら、スタジアム全体が悲しみに包まれるだろうし、亡くなったチームメートみんなを思い出すことになるだろう。追悼の意を持ってピッチに立っても、平常心いられるか分からないし、それはとても酷な状況になることは覚悟している」

 シャペコエンセはGKダニーロが墜落事故で亡くなり、GKジャクソン・フォルマンも一命を取り留めたが右足を失い、現役続行が困難な状況にある。

 現時点でブラジルリーグ最終節が予定通り試合が行われるか明らかになっていないが、シャペコエンセの活動を継続させるために、同国のサッカー協会及びサッカー界全体がサポートする方向性にあり、リーグ戦の形式ながら追悼試合として行われる可能性もあるという。
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