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リバプール帰還のジェラード氏、監督業にも意欲「私には多くの夢がある」

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リバプールのアカデミーコーチに就任したスティーブン・ジェラード

 元リバプールのキャプテンであったスティーブン・ジェラード氏は、リバプールのアカデミーで指導者生活をスタートさせる。『BBC』のインタビューに答えたジェラード氏は、「歯を食いしばりながら前を向いていきたい」と意気込みを語った。

 1998年にリバプールでデビューしたジェラード氏は、昨年11月に現役引退を表明。2月から指導者生活を開始させようとしている。『BBC』に語った。

「リバプールは私の面倒を本当によく見てくれている。僕が素晴らしい監督になれるように手助けしてくれるつもりなんだ。だけど同時に、私自身もコミットして一生懸命にやらなければならない」

「私とリバプールの間には、つねに感情的な結び付きがある。だけどコーチとして戻ることについては、そういったセンチメンタルな観点から簡単に決断することはできなかった。とてもワクワクしているけど、同時に少し緊張しているし不安でもある。まったく新しい役割だからね。とはいえ、歯を食いしばりながら前を向いていきたい」

 現在、ジェラードはUEFAのA級ライセンスを取得できるよう動いている。プレミアリーグのチームを率いるのに必要な資格だからだ。ただまだ将来について考えるのは早すぎるとジェラード氏は感じているという。

「急ぐ必要はないと思っている。準備もできていないのに急いでしまうのは賢くないことだ。私は優秀な人に囲まれている。将来的に、ワクワクさせられる機会があればすばらしいね。監督業やマネジメント業という観点で、私には多くの夢があるし、そこに向かってベストを尽くしたい。今はとにかく力を蓄える時期なんだ」

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