現地時間8日に行われたFAカップ4回戦の再試合、レスター・シティvsダービーはレスターが延長120分を戦い、3-1で勝利を収めた。再試合の末に勝ち上がりを決めたものの、レスターのクラウディオ・ラニエリ監督はあくまでプレミアリーグのプライオリティが上と強調した。

「リーグ戦の次の試合(11日のスウォンジー戦)は結果を残さなければならない。おそらく今シーズン、最も重要な試合の一つとなるだろう」

　プレミアリーグで勝ち点21の現在16位に付けているレスターは、11日に残留争いを展開している17位のスウォンジーと激突する。

　ラニエリは「FAカップの勝利が次の試合に向けてポジティブな要素をもたらしてくれるはず。きっとうまくいってくれることを願う」と続け、FAカップでの勝利が次節への弾みになると述べている。

　その一方で、FAカップの再試合ルールは過密日程を余儀なくされることから、再試合廃止を要望する声が絶えない。再試合廃止論についてラニエリは「それは現時点でルールだから、私がどうこう言うべきことではないし、従うだけだ」と語り、伝統あるFAカップの規定について敬意を表している。

　レスター所属の岡崎慎司は8日のダービー戦で出場機会がなかった。前節のマンチェスター・ユナイテッド戦では先発出場したものの、前半のみで途中交代。残留争いのライバルである次節のスウォンジー戦で結果を残せるのか、岡崎の活躍に期待がかかる。

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