[7.1 ブラジルW杯決勝トーナメント1回戦 アルゼンチン1-0(延長)スイス サンパウロ]

　アルゼンチン代表は1日に行われた決勝トーナメント1回戦で、スイス代表に延長戦の末、1-0で勝利した。スイスの堅守に苦しめられたが、最後にFWリオネル・メッシの突破からパスを受けたFWアンヘル・ディ・マリアが3大会連続の8強進出に導くゴールを決めた。

　決勝点を挙げたディ・マリアは、「SKY SPORTS」の取材に対して「僕らはピッチ上で、自分たちの命、魂を、すべて出し尽くしたよ。決してあきらめることはなかった」と、試合を振り返っている。自身が決勝点を決めたが、「僕のおかげというわけじゃない。ヒーローが誰かと言われれば、それは23人の選手全員であり、そしてスタッフたちだ。僕たちは常に主導権を握っていたけど、前半に1つだけミスがあって、キーパーのロメロとの1対1の状況をつくり出してしまった」と、反省点を述べた。

　そして再度、「この勝利は何ものにも代えがたいよ。みんな本当によく頑張った」と、全員でつかんだ勝利であることを強調した。

　それでも、チームメイトはディマリアとメッシが、特別な力を持っていることを痛感している。MFハビエル・マスチェラーノは「後半戦は、ずっと相手陣内でプレーしていた。それでも得点を挙げることができなかったけど、プレッシャーを与え続けていたからね。最後にメッシとディ・マリアが決めてくれたよ」と、違いをつくった2人に感謝した。

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