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マラドーナ“神の手”ゴールのボールが3億円超で落札される

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“神の手”ゴールを決めたディエゴ・マラドーナ

 ディエゴ・マラドーナ氏の“神の手”ゴールのボールが、オークションで約240万ドル(約3億3500万円)で落札された。アメリカ『ESPN』が報じている。

 このゴールが生まれたのは、1986年メキシコW杯の準々決勝イングランド戦だ。マラドーナ氏はゴール前へ高く上がったボールにジャンプしながら反応すると、ヘディングではなく左手でパンチするように押し込み、先制点を挙げた。本人が試合後、「マラドーナの頭で少し、神の手で少し」得点したと発言し、その象徴的な名前につながったとされている。

 さらにマラドーナ氏は“神の手”ゴールから4分後、5人抜きの伝説的なゴールも決め、2-1の勝利に貢献。そのまま母国をW杯優勝に導いた。

 “神の手”ゴールのボールは、イングランド戦でレフェリーを務めたチュニジア人のアリ・ビン・ナセル氏が所有しており、16日にロンドンのグラハムバッドオークションで落札されたという。

 同メディアによると、オークションを前にビン・ナセル氏は「私からはこの場面をはっきりと見ることができなかった。大会前に出されたFIFAの指示に従い、私はゴールの有効性を確認するためにラインズマンを見たが、彼はハーフウェーラインまで戻り、ゴールが成立していたことを示していた。試合終了後、イングランド代表のヘッドコーチであるボビー・ロブソンから『君はいい仕事をしたが、ラインズマンは無責任だった』と言われたよ」と話していたようだ。

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