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ベテラン&若手躍動の“完熟”イングランドがセネガル粉砕で8強入り…準々決勝で前回王者フランスと対戦

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イングランドが8強入り

[12.4 カタールW杯決勝T1回戦 イングランド3-0セネガル アルホール]

 カタールW杯決勝トーナメント1回戦が4日に行われた。イングランド代表セネガル代表の対戦は、イングランドが3-0で勝利。10日の準々決勝では前回王者フランス代表と対戦する。

 イングランドはグループリーグを9得点で首位突破を決めた。攻めの大黒柱FWハリー・ケインを中心に、MFジュード・ベリンガムやFWブカヨ・サカ、FWフィル・フォーデンら若手が先発入りした。一方、セネガルは初戦黒星もその後の連勝で2002年大会以来2度目の決勝トーナメント進出となった。守備の要であるDFカリドゥ・クリバリ、GKエドゥアール・メンディがイングランドの強力攻撃陣に立ちはだかる。

 序盤は互いに様子見で試合を運ぶ。セネガルはなかなか敵陣に入り込めなかったが前半32分、左サイドでMFイスマイラ・サールが果敢に攻め立てる。PA内にパスを通し、最後はFWブライェ・ディアがシュート。しかし、GKジョーダン・ピックフォードの左腕一本に阻まれた。

 守勢に回ったイングランドは少ないチャンスをモノにする。前半38分、左サイドでパスをつなぎ、中盤に落ちてきたケインがボールを収めて前方に体を向ける。スルーパスにベリンガムが反応。折り返したところを、ゴール前でMFジョーダン・ヘンダーソンが流し込み、待望の先制ゴールを挙げた。

 さらに前半終了間際、イングランドは自陣近くでベリンガムがボールを持つと、そこからロングカウンターに出る。ドリブルでボールを運び、左前方にパス。フォーデンがダイレクトで斜め右にパスを出し、最後はケインがPA内から右足シュートを放つ。鋭い弾道をゴールに突き刺し、今大会初ゴールでチーム2点目を決めた。

 0-2で前半を折り返したセネガルはハーフタイムで3枚替え。だが、後半もイングランドの流れは止まらない。後半12分、左サイドでケインが突破を止められるが、フォーデンがそのまま突破を続ける。相手選手の股を通すように左足でクロスを上げると、ニアサイドに詰めたサカがワンタッチ。ゴールに流し込み、今大会3ゴール目で3-0と点差を広げた。

 イングランドは後半20分に2枚替え。1ゴールのサカと2アシストのフォーデンを下げた。しかし、ここで出てくるのはマンチェスター勢の背番号10たち。FWジャック・グリーリッシュとFWマーカス・ラッシュフォードが出場した。

 セネガルは後半27分にディアが下がり、FWファマラ・ディエディウが投入される。イングランドは同31分にベリンガムとDFジョン・ストーンズに代わり、MFメイソン・マウントとDFエリック・ダイアーが入った。

 イングランドは最後まで攻勢を緩めず、セネガルの枠内シュートも1本に抑え切る。そのまま試合は終了し、3-0で完封勝利。ベスト4に終わった前回大会に続き、準々決勝進出となった。

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