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カタールW杯の試合会場で暴行事件か…サミュエル・エトーが男性を右足キックで襲撃

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サミュエル・エトー

 元カメルーン代表FWで現在はカメルーンサッカー連盟会長を務めるサミュエル・エトー氏が、一般市民に暴行を働いたようだ。『ラ・オピニオン』が伝えている。

 カメルーン代表の最多得点保持者でもあるレジェンドは5日、韓国代表とブラジル代表が決勝トーナメント1回戦を行ったスタジアム974で事件を起こしたとみられる。同氏はカタールW杯のレガシー・アンバサダーも務めており試合を視察。終了後にビデオカメラを向けてきた男に対して激高した。エトーは怒りが収まらず、周囲の男性に抑えられながらも、それを振り切って右足で蹴り込んだ。

 アルジェリア出身のジャーナリスト、チェブリ・イスハーク氏によると、エトーに蹴られた男はアルジェリアのYoutuberだという。アルジェリアとカメルーンには因縁があり、今年3月にカタールW杯アフリカ最終予選で対戦。第1戦はアルジェリアが勝利していたが、第2戦では延長戦の末に2-2のドローとなり、カメルーンがアウェーゴール差でW杯出場権を掴んでいた。

 この結果に納得がいかなかったアルジェリアサッカー連盟は、第2戦を裁いたガンビア人主審バカリ・ガッサマ氏のレフェリングに対して国際サッカー連盟(FIFA)に抗議していた。アルジェリアのYoutuberはその件に対し、エトー氏にしつこく質問した結果、エトー氏の怒りを買ってしまったようだ。Youtuberは暴行とカメラの破損について訴えを起こすつもりだという。

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