[MOM5154]鹿島ユースMF大貫琉偉(2年)_“攻守の顔”から刺激を受けるボールハンター…クラセン制覇、そして世代別代表を狙う
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.22 クラブユース選手権(U-18)Bグループ第1節 鹿島ユース 3-0 千葉U-18 ヤンマースタジアム長居]
185㎝の左利きとして早くから注目を集め、今年はU-20日本代表にも選ばれたDF大川佑梧(3年)。昨年はルーキーながらもプレミアリーグEAST得点王に輝き、今年4月にはクラブ最年少記録更新の16歳9か月14日でJ1デビューを果たしたFW吉田湊海(2年)。今年の鹿島アントラーズユースには後ろと前にチームの顔と言える選手がいるが、双方を繋ぐ中盤の存在も忘れてはいけない。中野洋司監督が「運動力が多くて気が利く。あそこで優位性が取れるのは、うちのチームにとって大きい」と信頼を寄せるMF大貫琉偉(2年)だ。
決して派手なプレーをする選手ではない。得意とするのは攻撃より守備で、セカンドボールの反応とともに球際の強さを生かしたボールハントが持ち味。同じく守備を売りとするMF福岡勇和(2年)とのダブルボランチは強固で、試合を優勢に進めたこの日も相手クリアを確実にマイボールにして、二次攻撃に繋げていた。
「自分と(福島)勇和はセカンドボールを拾うところが武器なので、毎試合二人で『ここは俺が行くからカバーよろしく』と声を掛け合いながらやっている。普段からできていることが今日の試合でも出せました」
高い守備力を買われ、ルーキーだった昨年から欠かせない選手としてチームに君臨していたが、2年目を迎えた今年は攻撃面での貢献度も高まっている。「守備のところはもちろん成長したと思うのですが、攻撃に絡む回数が増えた。チームとして意識しているポケットを取りに行く動きがそう。FWが抜けなくても自分たちがスペースに抜ければFWがいたい場所に入れる」。
気の利いたプレーで快勝を支えた大貫は鹿嶋市の隣にある鉾田市出身。小学1年生の頃、両親に勧められた鹿島のスクールに入ったことをきっかけにサッカーへとのめり込んでいた。最初は小学生の頃からチームメイトであるMF平島大悟(2年)らの存在に刺激を受けてボールを蹴るのが楽しかったというが、月日を重ねるうちに鹿島アントラーズ愛も強まった。「お世話になって年をどんどん重ねるごとに鹿島が好きだなと思う。最近もトップチームのレイソル戦も見たのですが、自分たちの試合ができていなくても勝ち切るのは凄く大事。そういうのも刺激なっているというか、やっぱり鹿島が好きだなって思います」。
キャプテンを務める大川と吉田は世代別代表の常連で2種登録されており、トップチームでプレーする機会が多い一方、大貫は昨年11月にU-16日本代表候補に選ばれたものの継続して招集されていない。「自分はまだ候補止まり。佑梧と湊海を意識する部分はあるし、悔しさも感じているのですが、リスペクトというか凄いなと思っている。いっぱい助けてもらってはいるのですが、そこで自分が食ってやるという気持ちでいます。盗めるものは盗みながら、自分の強みを生かして追い越したい」。
今年11月には2008年生まれの目標であるU-17W杯が開催される。逆転でのメンバー入りを目指しているため、意気込みも強い。「この大会(クラセン)で優勝するのも目標ですが、個人としては代表に入っていければまた自分のレベルも一つ上がると思うので、意識しています」。
将来的には「自分のプレースタイルに合っている」(大貫)ドイツでのプレーと、W杯への出場を目指しているが、ひとまずの目標は愛着のある鹿島のトップチームでの活躍。そうした目標に向けた飛躍の一歩を踏み出すために、大貫は今大会での活躍を狙っている。
(取材・文 森田将義)
●第49回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)特集
[7.22 クラブユース選手権(U-18)Bグループ第1節 鹿島ユース 3-0 千葉U-18 ヤンマースタジアム長居]
185㎝の左利きとして早くから注目を集め、今年はU-20日本代表にも選ばれたDF大川佑梧(3年)。昨年はルーキーながらもプレミアリーグEAST得点王に輝き、今年4月にはクラブ最年少記録更新の16歳9か月14日でJ1デビューを果たしたFW吉田湊海(2年)。今年の鹿島アントラーズユースには後ろと前にチームの顔と言える選手がいるが、双方を繋ぐ中盤の存在も忘れてはいけない。中野洋司監督が「運動力が多くて気が利く。あそこで優位性が取れるのは、うちのチームにとって大きい」と信頼を寄せるMF大貫琉偉(2年)だ。
決して派手なプレーをする選手ではない。得意とするのは攻撃より守備で、セカンドボールの反応とともに球際の強さを生かしたボールハントが持ち味。同じく守備を売りとするMF福岡勇和(2年)とのダブルボランチは強固で、試合を優勢に進めたこの日も相手クリアを確実にマイボールにして、二次攻撃に繋げていた。
「自分と(福島)勇和はセカンドボールを拾うところが武器なので、毎試合二人で『ここは俺が行くからカバーよろしく』と声を掛け合いながらやっている。普段からできていることが今日の試合でも出せました」
高い守備力を買われ、ルーキーだった昨年から欠かせない選手としてチームに君臨していたが、2年目を迎えた今年は攻撃面での貢献度も高まっている。「守備のところはもちろん成長したと思うのですが、攻撃に絡む回数が増えた。チームとして意識しているポケットを取りに行く動きがそう。FWが抜けなくても自分たちがスペースに抜ければFWがいたい場所に入れる」。
気の利いたプレーで快勝を支えた大貫は鹿嶋市の隣にある鉾田市出身。小学1年生の頃、両親に勧められた鹿島のスクールに入ったことをきっかけにサッカーへとのめり込んでいた。最初は小学生の頃からチームメイトであるMF平島大悟(2年)らの存在に刺激を受けてボールを蹴るのが楽しかったというが、月日を重ねるうちに鹿島アントラーズ愛も強まった。「お世話になって年をどんどん重ねるごとに鹿島が好きだなと思う。最近もトップチームのレイソル戦も見たのですが、自分たちの試合ができていなくても勝ち切るのは凄く大事。そういうのも刺激なっているというか、やっぱり鹿島が好きだなって思います」。
キャプテンを務める大川と吉田は世代別代表の常連で2種登録されており、トップチームでプレーする機会が多い一方、大貫は昨年11月にU-16日本代表候補に選ばれたものの継続して招集されていない。「自分はまだ候補止まり。佑梧と湊海を意識する部分はあるし、悔しさも感じているのですが、リスペクトというか凄いなと思っている。いっぱい助けてもらってはいるのですが、そこで自分が食ってやるという気持ちでいます。盗めるものは盗みながら、自分の強みを生かして追い越したい」。
今年11月には2008年生まれの目標であるU-17W杯が開催される。逆転でのメンバー入りを目指しているため、意気込みも強い。「この大会(クラセン)で優勝するのも目標ですが、個人としては代表に入っていければまた自分のレベルも一つ上がると思うので、意識しています」。
将来的には「自分のプレースタイルに合っている」(大貫)ドイツでのプレーと、W杯への出場を目指しているが、ひとまずの目標は愛着のある鹿島のトップチームでの活躍。そうした目標に向けた飛躍の一歩を踏み出すために、大貫は今大会での活躍を狙っている。
(取材・文 森田将義)
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