国士舘大と日本大の敗退で天皇杯東京都予選決勝は14年ぶり社会人対決…川崎F内定FW本間凜「本戦に出たらもっと面白い景色が」
JFLチームを相手に2ゴールを決めた
[4.26 東京都サッカートーナメント準決勝 横河武蔵野3-2国士舘大 味フィ西]
準決勝で国士舘大と日本大が敗れたことで、今年度の天皇杯東京都予選、東京都サッカートーナメントの決勝は、横河武蔵野FC対クリアソン新宿に決まった。大学生が決勝に進めなかったのは、2012年度大会以来で、14年ぶりになる。
「明らかに自分たちが弱かっただけ」。国士舘大で主将を務めるFW本間凜(4年=関東一高)は敗戦を素直に受け止めた。立ち上がりから攻め込まれた国士舘大は、前半8分に早々と失点。同11分に本間の得点で同点としたが、同25分に与えたPKをFW宮田和純に決められて再び勝ち越しを許す。
前半36分にもPKを与えたが、これはDF小林大地のシュートが枠外に外れて難を逃れる。そして一気に3枚替えをして臨んだ後半に盛り返したが、後半21分の本間のドリブル突破から狙ったシュートのこぼれ球をDF林禮蒼(4年=京都橘高)が蹴り込んだが、シュートは無情にもクロスバーを叩いた。
そして後半32分にダメ押しとも言うべき3点目を与えると、終盤に本間がPKを決めて再び1点差としたが、勝ちには及ばなかった。「気持ちが相手の方が上だった」。特に流れの良かった後半について「勢いは出たと思うけど、その時間帯に失点したことが敗因だったかなと思います」と悔しさを噛み締めた。
天皇杯の出場は今年の大きな目標の一つにしてた。近年、大学生チームがJクラブを相手に“ジャイアントキリング”を起こすことで注目される大会で、昨年度は東洋大が史上初めて、J1クラブを3連破したことも記憶に新しいところ。特に当時主将だったDF山之内佑成は、入団が内定していた柏レイソルを相手に決勝弾を叩き込む大きなインパクトを残した。
川崎フロンターレ入りが内定する本間も、本大会に夢を抱いていた。「プロとやれる機会がここしかなかったし、自分もフロンターレとやりたいという思いがあった。本戦に出たらもっと注目されて、国士舘が、本間凜が注目されて、もっと面白い景色がみれたのになと思う。かける思いは強かったので残念です」。
ただ切り替えの重要性も感じている。チームは先週末のリーグ戦で喫した初黒星に続く公式戦の連敗で、「言い訳でしかないけど、こんなんじゃリーグ優勝は無理だし、インカレも上のステージになる」と強い危機感を抱いている。「落ち込むのは今日だけにして、明後日の火曜日から結果や行動でみせていきたい」。自らの価値を磨き続けることで、悲願のタイトルを目指すチームを前進させる。
(取材・文 児玉幸洋)
●第100回関東大学リーグ特集
●第106回天皇杯特集
準決勝で国士舘大と日本大が敗れたことで、今年度の天皇杯東京都予選、東京都サッカートーナメントの決勝は、横河武蔵野FC対クリアソン新宿に決まった。大学生が決勝に進めなかったのは、2012年度大会以来で、14年ぶりになる。
「明らかに自分たちが弱かっただけ」。国士舘大で主将を務めるFW本間凜(4年=関東一高)は敗戦を素直に受け止めた。立ち上がりから攻め込まれた国士舘大は、前半8分に早々と失点。同11分に本間の得点で同点としたが、同25分に与えたPKをFW宮田和純に決められて再び勝ち越しを許す。
前半36分にもPKを与えたが、これはDF小林大地のシュートが枠外に外れて難を逃れる。そして一気に3枚替えをして臨んだ後半に盛り返したが、後半21分の本間のドリブル突破から狙ったシュートのこぼれ球をDF林禮蒼(4年=京都橘高)が蹴り込んだが、シュートは無情にもクロスバーを叩いた。
そして後半32分にダメ押しとも言うべき3点目を与えると、終盤に本間がPKを決めて再び1点差としたが、勝ちには及ばなかった。「気持ちが相手の方が上だった」。特に流れの良かった後半について「勢いは出たと思うけど、その時間帯に失点したことが敗因だったかなと思います」と悔しさを噛み締めた。
天皇杯の出場は今年の大きな目標の一つにしてた。近年、大学生チームがJクラブを相手に“ジャイアントキリング”を起こすことで注目される大会で、昨年度は東洋大が史上初めて、J1クラブを3連破したことも記憶に新しいところ。特に当時主将だったDF山之内佑成は、入団が内定していた柏レイソルを相手に決勝弾を叩き込む大きなインパクトを残した。
川崎フロンターレ入りが内定する本間も、本大会に夢を抱いていた。「プロとやれる機会がここしかなかったし、自分もフロンターレとやりたいという思いがあった。本戦に出たらもっと注目されて、国士舘が、本間凜が注目されて、もっと面白い景色がみれたのになと思う。かける思いは強かったので残念です」。
ただ切り替えの重要性も感じている。チームは先週末のリーグ戦で喫した初黒星に続く公式戦の連敗で、「言い訳でしかないけど、こんなんじゃリーグ優勝は無理だし、インカレも上のステージになる」と強い危機感を抱いている。「落ち込むのは今日だけにして、明後日の火曜日から結果や行動でみせていきたい」。自らの価値を磨き続けることで、悲願のタイトルを目指すチームを前進させる。
(取材・文 児玉幸洋)
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