[選手権]後半40+3分に執念の同点ヘッドもPK戦で敗れて3連覇届かず…静岡学園CB吉田俐軌「自分たちのプレーがまだまだ足りなかった」
[11.8 選手権静岡県予選準決勝 静岡学園高 1-1(PK3-5)藤枝東高 草薙総合運動場陸上競技場]
後半40+3分、1点を追う静岡学園高は左CKの流れからCB吉田俐軌(3年=セレッソ大阪 西U-15出身)が執念の同点ヘッド。ゴールを確認すると、緑色のユニフォームが雄叫びを上げながらバックスタンドのチームメイトたちの下へ駆け寄り、喜びを大爆発させた。
吉田は「あのシーンはもう、みんなが本当に決める気持ちでゴールに向かっていたので、そこでたまたま僕の前にボールが来ただけなのでみんなのゴールです」。2連覇中の王者を救う起死回生の一撃。藤枝東高の走力、守備強度の高さに苦戦したが、特に後半半ば以降はボールを保持して攻め続け、MF神吉俊之介(3年)や左SB松永悠輝(2年)のドリブル突破などでゴールに迫っていた。
そして、6分間の後半アディショナルタイムでついに同点。選手たちは逆転できることを疑わなかったはずだ。だが、延長戦ではシュートこそ放っていたものの、静岡学園らしいコンビネーションが少なく、逆にピンチもあって無得点。そして、昨年度、一昨年度の全国大会同様、PK戦で敗れ、敗退が決まった。
吉田は「最後の質だったり、後ろの組み立ての質が上がり切らず、そのまま点までたどり着かずにPKまでいったのかなと思います。疲れた時に質が落ちるのが、やっぱまだ自分たちの技術不足だなと。特に自分がそうなんですけど、まだまだ足りないなっていうのは感じました」と唇を噛む。
今年は個々の力がある世代だったが、なかなか噛み合わず、インターハイ予選は準決勝で浜松開誠館高にPK戦で敗戦。残り4試合のプレミアリーグWESTも現在4勝6分8敗の9位で、降格圏11位の福岡U-18と勝ち点2差と厳しい戦いが続いている。
この日も、U-17日本高校選抜の10番MF篠塚怜音主将(3年)やU-16日本代表歴を持つゲームメイカーのMF山縣優翔(3年)、FW上田悠世(3年)らを怪我で欠く中でゲーム主将のMF四海星南(3年)や吉田を中心によく追いついたが、敗退。吉田は3連覇の重圧を否定し、「自分たちのプレーがまだまだ足りなかったっていうのが大きかったと思います」と自分たちの力不足を認めていた。
試合後、「オマエは日本代表に」と声を掛けられていた吉田はこの日、攻守で空中戦の強さを発揮。3試合連発となる一撃を決めるなど、静岡学園を引っ張った。注目株のCBはこの敗戦を糧に成長することを誓う。
「自分の力が足りなかったのが凄くはっきりしたと思って、もうこれからの時間は本当にもっと今以上に自分と向き合って、成長できるようにしていきたいと思います。もちろん空中戦だったり、対人のところは自分が武器としてるところなので、もう絶対負けないようにしますし、課題であるビルドアップだったり、繋ぎの部分では課題とならないような、自分のマイナスにならないようにもっともっと上げていこうと思っています」。静岡学園での公式戦はあと4試合。全て勝利し、プレミアリーグWEST残留を決めて高校生活を終える。






(取材・文 吉田太郎)
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後半40+3分、1点を追う静岡学園高は左CKの流れからCB吉田俐軌(3年=セレッソ大阪 西U-15出身)が執念の同点ヘッド。ゴールを確認すると、緑色のユニフォームが雄叫びを上げながらバックスタンドのチームメイトたちの下へ駆け寄り、喜びを大爆発させた。
吉田は「あのシーンはもう、みんなが本当に決める気持ちでゴールに向かっていたので、そこでたまたま僕の前にボールが来ただけなのでみんなのゴールです」。2連覇中の王者を救う起死回生の一撃。藤枝東高の走力、守備強度の高さに苦戦したが、特に後半半ば以降はボールを保持して攻め続け、MF神吉俊之介(3年)や左SB松永悠輝(2年)のドリブル突破などでゴールに迫っていた。
そして、6分間の後半アディショナルタイムでついに同点。選手たちは逆転できることを疑わなかったはずだ。だが、延長戦ではシュートこそ放っていたものの、静岡学園らしいコンビネーションが少なく、逆にピンチもあって無得点。そして、昨年度、一昨年度の全国大会同様、PK戦で敗れ、敗退が決まった。
吉田は「最後の質だったり、後ろの組み立ての質が上がり切らず、そのまま点までたどり着かずにPKまでいったのかなと思います。疲れた時に質が落ちるのが、やっぱまだ自分たちの技術不足だなと。特に自分がそうなんですけど、まだまだ足りないなっていうのは感じました」と唇を噛む。
今年は個々の力がある世代だったが、なかなか噛み合わず、インターハイ予選は準決勝で浜松開誠館高にPK戦で敗戦。残り4試合のプレミアリーグWESTも現在4勝6分8敗の9位で、降格圏11位の福岡U-18と勝ち点2差と厳しい戦いが続いている。
この日も、U-17日本高校選抜の10番MF篠塚怜音主将(3年)やU-16日本代表歴を持つゲームメイカーのMF山縣優翔(3年)、FW上田悠世(3年)らを怪我で欠く中でゲーム主将のMF四海星南(3年)や吉田を中心によく追いついたが、敗退。吉田は3連覇の重圧を否定し、「自分たちのプレーがまだまだ足りなかったっていうのが大きかったと思います」と自分たちの力不足を認めていた。
試合後、「オマエは日本代表に」と声を掛けられていた吉田はこの日、攻守で空中戦の強さを発揮。3試合連発となる一撃を決めるなど、静岡学園を引っ張った。注目株のCBはこの敗戦を糧に成長することを誓う。
「自分の力が足りなかったのが凄くはっきりしたと思って、もうこれからの時間は本当にもっと今以上に自分と向き合って、成長できるようにしていきたいと思います。もちろん空中戦だったり、対人のところは自分が武器としてるところなので、もう絶対負けないようにしますし、課題であるビルドアップだったり、繋ぎの部分では課題とならないような、自分のマイナスにならないようにもっともっと上げていこうと思っています」。静岡学園での公式戦はあと4試合。全て勝利し、プレミアリーグWEST残留を決めて高校生活を終える。






(取材・文 吉田太郎)
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