[MOM5355]広島皆実DF杉山遼(3年)_同点弾阻止に雄たけび!12年ぶり勝利に導くスーパークリア
失点を防いで雄たけびをあげるDF
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.29 高校選手権1回戦 専大北上1-2広島皆実 ニッパツ]
ゴールを決めたかのようなガッツポーズだった。ただ無理はない。2点リードで後半に折り返した広島皆実高(広島)だったが、後半は専修大北上高(岩手)の攻勢を受けてしまう。
そして後半17分に1点差に詰め寄られると、同33分、ゴール前に入ったFW金沢系介(3年)にGKもかわされると、ゴールに流し込まれる。しかしここで猛然とカバーに入った右SBの杉山遼(3年)がライン上でかき出す。2013年度大会以来の勝利に導くスーパークリアに、背番号5はゴールを決めたかのような雄たけびをあげた。
「GKがいいタイミングで飛び出していて、そのままシュートを打っても止められると思った。でもかわしてくることも考えてカバーに入ったら、弱いボールが入ってきて止めることができました」
県予選でも同じようなカバーリングがあったという。決勝では左SBの柚木健治(3年)がゴール前のカバーリングでチームを救った。「最後の最後で粘り強い守備をするところが広島皆実のいいところだと思います」。粘り強さについては、上田貴典監督も手ごたえを持っている。
ただし杉山自身、強みにしている攻撃面で持ち味を出せなかった反省もある。この日の2得点はいずれも左サイドからの攻撃で生まれたもので、県大会の決勝あたりから連携が上手くいっていないと感じているようだ。「10番の野村から自分みたいなプレーが県予選ではあったけど、縦縦となってしまっているので、攻撃の幅を広げたい」。
中学時代はサンフレッチェ広島の提携育成組織でプレー。本人はユースに入りたい希望を持っていたが、上がることはできなかった。もっとも、練習などに行ったが、同期のMF小林志紋らのレベルの高さに実力差を見せつけられた。
しかし広島皆実高に進学して地道につけてきた実力にも自信を持っている。関西の強豪である阪南大に進学予定だという杉山も「勝ち続けて、いい経験を積んで大学に行きたい」と力強く話した。
(取材・文 児玉幸洋)
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そして後半17分に1点差に詰め寄られると、同33分、ゴール前に入ったFW金沢系介(3年)にGKもかわされると、ゴールに流し込まれる。しかしここで猛然とカバーに入った右SBの杉山遼(3年)がライン上でかき出す。2013年度大会以来の勝利に導くスーパークリアに、背番号5はゴールを決めたかのような雄たけびをあげた。
「GKがいいタイミングで飛び出していて、そのままシュートを打っても止められると思った。でもかわしてくることも考えてカバーに入ったら、弱いボールが入ってきて止めることができました」
県予選でも同じようなカバーリングがあったという。決勝では左SBの柚木健治(3年)がゴール前のカバーリングでチームを救った。「最後の最後で粘り強い守備をするところが広島皆実のいいところだと思います」。粘り強さについては、上田貴典監督も手ごたえを持っている。
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