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[MOM5377]帝京長岡FW児山雅稀(1年)_1回戦負傷欠場のルーキーが80+2分同点弾!! 指揮官はさらなる要求「一つ取ってOKの選手ではない」

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劇的な同点ゴール(写真協力=高校サッカー年鑑)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 選手権2回戦 高川学園高 2-2(PK3-4) 帝京長岡高 NACK5]

 怪我明けの1年生ストライカーが帝京長岡高(新潟)を救った。1点ビハインドの後半40+2分、FW児山雅稀(1年=FCフレスカ神戸)がMF和食陽向(2年=FCフレスカ神戸)のシュートのこぼれ球に反応。「打つ瞬間は正直何も考えず入ればという気持ちで」と左足で放ったシュートでゴールネットを揺らし、土壇場で追いついた。

 1年生ながらプレミアリーグWESTでチーム内2位・5得点を記録した児山だが、選手権1週間前のトレーニングマッチで左足首を負傷して1回戦はメンバー外だった。

「悔しい気持ちはあったけれど先輩たちをやっぱり信じていた。自分は早く怪我を治すことしか見ていなかったので、試合は先輩に任せて自分は早くピッチに立てるようにトレーナーと頑張った」。信頼した通りチームは5-0の快勝で初戦を制すと、中1日で迎えた2回戦で「今は全然動ける」と回復した児山がベンチ入りを果たした。

 もっとも2回戦は2点差を追いかける展開で後半7分に出番が訪れた。児山は初の選手権でもピッチに入った際に自然と緊張が抜けたようで、出場から1分で左ポスト直撃のシュートを放つ見せ場を作った。惜しくも出場直後の得点にはならなかったが、「1本目から狙って枠にいったのでこれはいける」と前向きに捉えていた。

 攻勢を強める帝京長岡は後半40+1分にMF水澤那月(3年=FC Viparte)のゴールでついに1点差に詰め寄ると、その1分後に児山の劇的ゴールで追いついた。

 児山はインターハイで高校年代の全国大会初ゴールを決めていた一方で大会後のリーグ戦は1得点と苦しんだ。だが、負傷した大会直前のトレーニングマッチで強豪校から2ゴールを奪っていたといい、良い感触を持って臨んだ冬の全国でも結果を残した。

 そうして突入したPK戦で、先攻の帝京長岡は1人目に児山が登場。古沢徹監督に指名されたという1年生は自信を持ってPKスポットに立ち、スピードのあるグラウンダーのキックを左に決めて劇的同点劇の勢いを継続させる。そしてGK仲七璃(2年=FC東京U-15むさし)が2本止める活躍を見せ、大逆転での3回戦進出を果たした。

 鮮烈な選手権デビューを飾った児山だが、古沢徹監督は「あれくらいできる選手ではあるので、もう一つ点が取れなかったねという話をしようかなと思う」と辛めにコメント。さらなる活躍に期待を寄せていた。

「彼自身は日本を代表する選手。同じ年代にはワールドカップに出ているような選手もいる。彼には常々『一つ取ってOKの選手ではないし、日本を背負って立ちたいのであれば勝負を決められる選手にならないと』と言い続けていて、まだ1年生で伸び盛りだと思うのでどんどん要求をしていきたい」(古沢監督)

 児山もそうした期待に応えるべく、「チームを勝たせることができるように今日の夜から良い準備をしていきたい」と襟を正す。2010年早生まれながら今年はU-16日本代表に3回、U-17日本代表に1回選出されたルーキーの点取り屋は高みを目指し、結果にこだわっていく考えだ。
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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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