尚志の左SB木村心貴が狙い通りの左足CKで劇的決勝点を演出。好機で振れずに苦戦したことを猛省し、次戦は「思い切って」打つ
[1.2 選手権3回戦 神戸弘陵高 0-1 尚志高 浦和駒場]
決勝点を演出した喜びよりも、悔しさの方が大きかった。尚志高(福島)の左SB木村心貴(3年=セレッソ大阪 和歌山U-15出身)は、0-0の後半アディショナルタイムに右サイドから左足CK。「狙った通りのところに行きました」というボールをファーサイドのFW根木翔大(3年)が折り返すと、MF迫田悠聖(2年)とMF臼井蒼悟(3年)の頭を経てゴールネットに吸い込まれた。
尚志の攻撃時のセットプレー指導は仲村浩二監督が担当しているが、シーズン最終盤の現在は選手たちに考えさせているのだという。「自分たちで色々なアイディア出してやって、自分たちで考えていることは絶対忘れない。僕がやってるとやらされてる感になる」と仲村監督。決勝点に繋がったCKも「いつもウエイト終わりにセットプレーの練習があるんで、その時にみんなで考えてやったのがあれです」(木村)というモノだった。
自分たちで考えたCKによって、指揮官も驚くような劇的な決勝点。キッカーの木村も「最後いいキックが蹴れたんで良かった」と振り返る。その一方、「今日、自分的にはシュート打てるシーンが2、3回あったんで。そこ打っとけば入ってたかもしれないから、こんな苦しい展開になってなかったなってめっちゃ反省しています」と首を振る。
前半17分、CB西村圭人主将(3年)の縦パスが相手右SBの頭上をわずかに越える。木村はこのボールを回収すると、さらにカバーのCBと入れ替わって縦へ。だが、タッチが外側に流れてしまってシュートを打つことができず、さらにラストパスも相手に阻まれてしまった。
他にも左足を振れるようなシーンがあっただけに猛省。「(勝ったため、)とりあえず一安心ではあるんですけど、やっぱり次の試合に切り替えて、次の試合ではシュート打てるシーンがあったらもう思い切って打とうかなと思っています」と誓っていた。
木村はセレッソ大阪 和歌山U-15出身。セレッソ大阪U-18に昇格することができず、中学3年の夏から高校を探したのだという。「色々練習参加の声が来ていて、その中でも一番、目に入ったのが尚志で、練習会来たら、セレッソのサッカーとちょっと似ているっていうか、パスサッカーが自分は好きなんで、それで選びました」。尚志では左SBの先輩DF白石蓮(現・新潟医療福祉大)らの背中を見て学び、縦へのドリブルでチャンスを作る力も身につけた。
今後は「ジョルディ・アルバみたいに偽サイドバックもできて、普通にサイドも駆け上がれるようなサイドバックになりたいなと思っています。(現状は)まだまだ」。準々決勝の対戦相手は帝京長岡高(新潟)に決定。「一戦一戦大事にしてこの高校に入った理由は全国制覇っていう目標があるんで、それが達成できるように頑張っていきたいと思います」。チャンスがあれば、迷わずに左足を振り、次は自分がゴールを決める。




(取材・文 吉田太郎)
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決勝点を演出した喜びよりも、悔しさの方が大きかった。尚志高(福島)の左SB木村心貴(3年=セレッソ大阪 和歌山U-15出身)は、0-0の後半アディショナルタイムに右サイドから左足CK。「狙った通りのところに行きました」というボールをファーサイドのFW根木翔大(3年)が折り返すと、MF迫田悠聖(2年)とMF臼井蒼悟(3年)の頭を経てゴールネットに吸い込まれた。
尚志の攻撃時のセットプレー指導は仲村浩二監督が担当しているが、シーズン最終盤の現在は選手たちに考えさせているのだという。「自分たちで色々なアイディア出してやって、自分たちで考えていることは絶対忘れない。僕がやってるとやらされてる感になる」と仲村監督。決勝点に繋がったCKも「いつもウエイト終わりにセットプレーの練習があるんで、その時にみんなで考えてやったのがあれです」(木村)というモノだった。
自分たちで考えたCKによって、指揮官も驚くような劇的な決勝点。キッカーの木村も「最後いいキックが蹴れたんで良かった」と振り返る。その一方、「今日、自分的にはシュート打てるシーンが2、3回あったんで。そこ打っとけば入ってたかもしれないから、こんな苦しい展開になってなかったなってめっちゃ反省しています」と首を振る。
前半17分、CB西村圭人主将(3年)の縦パスが相手右SBの頭上をわずかに越える。木村はこのボールを回収すると、さらにカバーのCBと入れ替わって縦へ。だが、タッチが外側に流れてしまってシュートを打つことができず、さらにラストパスも相手に阻まれてしまった。
他にも左足を振れるようなシーンがあっただけに猛省。「(勝ったため、)とりあえず一安心ではあるんですけど、やっぱり次の試合に切り替えて、次の試合ではシュート打てるシーンがあったらもう思い切って打とうかなと思っています」と誓っていた。
木村はセレッソ大阪 和歌山U-15出身。セレッソ大阪U-18に昇格することができず、中学3年の夏から高校を探したのだという。「色々練習参加の声が来ていて、その中でも一番、目に入ったのが尚志で、練習会来たら、セレッソのサッカーとちょっと似ているっていうか、パスサッカーが自分は好きなんで、それで選びました」。尚志では左SBの先輩DF白石蓮(現・新潟医療福祉大)らの背中を見て学び、縦へのドリブルでチャンスを作る力も身につけた。
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