[MOM5388]鹿島学園MF三浦春人(3年)_転籍で“個人スポーツ”から脱却のドリブラーが好パス連発
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 選手権3回戦 鹿島学園 4-1 堀越 駒沢]
MF三浦春人(3年=鹿島ユース)が異才を放つように卓越したドリブルとパスセンスで鹿島学園高(茨城)の攻撃を牽引し、同校17年ぶりの8強入りに貢献した。
左サイドハーフの三浦は前半32分、速攻でボールを受けると縦への運びから中へ持ち出してパスコースを作り、中央へ走り込むFW渡部隼翔(3年=府ロクジュニアユース)へ絶妙なスルーパス。これを受けた渡部のダイレクトパスをFW内海心太郎(2年=C大阪U-15)がゴールへ流し込み、鹿島学園に先制点が生まれた。
三浦はドリブルを特長とする中で「これからはドリブルだけではやっていけないと思っていた」といい、味方を生かすプレーも磨いてきたという。「無理だなと思ったらすぐ人を使うようにしているので、それが今日は良い形になってすごくよかった。味方を使うところと使わないところの判断はこの1年間で大事にしてきたところだったので、直接ではないけれど点に繋がるパスを出せたことはすごくよかった」と笑顔を見せた。
1-1で迎えた後半24分には、サイドチェンジを受けた三浦が「浮き球で出したら浮いている時間や処理する時間で相手に戻られると思ったので、できるだけ低く速く少しでもゴールに近づけるように」とグラウンダーの鋭いボールを同サイド前方のスペースへ供給。そこへ走り込んだMF西川大翔(3年=C大阪西U-15)がクロスで相手のハンドを誘って勝ち越しゴールに繋がるPKを獲得し、再び間接的にゴールに関与する形になった。
鮮やかなフィードを送った三浦だが、「自分のボールというよりは走ってくれた大翔がすごく良い動き出しだった。PKもとってくれたので個人としてもチームとしてもみんな大翔に感謝していると思う」と謙虚にコメント。西川はシーズン後半戦に怪我に悩まされていたこともあり、「厳しい期間が長く続いたと思うけれどこうやって勝利に貢献してくれたのはすごく嬉しい」と仲間の活躍を喜んでいた。
そうして準々決勝進出に貢献した三浦だが、高校年代は鹿島アントラーズユースでスタートしていた。ジュニアユースからの昇格で名門クラブのアカデミーに所属していたものの、プレー面だけでなく人としての甘さを自らに感じて環境を変えることを決断。鹿島ユース組は鹿島学園で高校生活を送っている選手も多く、三浦もそうだった中で「同じクラスにサッカー部がいっぱいいて楽しそうだった」。練習参加時には暖かく迎え入れてくれたといい、2年生で高体連への転籍となった。
鹿島学園サッカー部に入部してからは鈴木雅人監督のもとで課題と捉えていた人間性を向上できた様子。もちろんサッカー面でも成長を感じている。
「もともとドリブルが得意だったけれど個人スポーツみたいになっていた。ここに来てからチームメイトの大切さや一人では勝てないことをすごく痛感してパスも練習するようになった。ここまでやってこられたのはチームメイトのおかげ。そして去年1年間はBチームで忍穂井さん(忍穂井大樹コーチ)にもすごくお世話になった。なかなかうまくいかないときでも声をかけてくれて、忍穂井さんがいなかったらここまで来られなかったとすごく思っている。とにかくみんなに感謝したいです」
三浦は成長を示すようにパスで勝利に貢献した3回戦を終えて、「次の試合は点を取ってチームを勝たせられたら」とさらなる活躍に意欲を示す。クラスメートには鹿島ユースの高知ユナイテッド内定MF長疾風らがいるといい、高校3冠を果たしたかつての戦友にも刺激を受けながら「あいつらもすごく努力していたので嬉しいし、俺も負けていられないなというのはすごくある。ここで日本一を取って俺も日本一なんだぞとみんなに知らしめたい」と力を込めた。
卒業後は中央学院大への進学を予定。まずは次戦に勝って国立競技場への切符を掴み、鹿島学園で最も長い冬を目指す。
(取材・文 加藤直岐)
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[1.2 選手権3回戦 鹿島学園 4-1 堀越 駒沢]
MF三浦春人(3年=鹿島ユース)が異才を放つように卓越したドリブルとパスセンスで鹿島学園高(茨城)の攻撃を牽引し、同校17年ぶりの8強入りに貢献した。
左サイドハーフの三浦は前半32分、速攻でボールを受けると縦への運びから中へ持ち出してパスコースを作り、中央へ走り込むFW渡部隼翔(3年=府ロクジュニアユース)へ絶妙なスルーパス。これを受けた渡部のダイレクトパスをFW内海心太郎(2年=C大阪U-15)がゴールへ流し込み、鹿島学園に先制点が生まれた。
三浦はドリブルを特長とする中で「これからはドリブルだけではやっていけないと思っていた」といい、味方を生かすプレーも磨いてきたという。「無理だなと思ったらすぐ人を使うようにしているので、それが今日は良い形になってすごくよかった。味方を使うところと使わないところの判断はこの1年間で大事にしてきたところだったので、直接ではないけれど点に繋がるパスを出せたことはすごくよかった」と笑顔を見せた。
1-1で迎えた後半24分には、サイドチェンジを受けた三浦が「浮き球で出したら浮いている時間や処理する時間で相手に戻られると思ったので、できるだけ低く速く少しでもゴールに近づけるように」とグラウンダーの鋭いボールを同サイド前方のスペースへ供給。そこへ走り込んだMF西川大翔(3年=C大阪西U-15)がクロスで相手のハンドを誘って勝ち越しゴールに繋がるPKを獲得し、再び間接的にゴールに関与する形になった。
鮮やかなフィードを送った三浦だが、「自分のボールというよりは走ってくれた大翔がすごく良い動き出しだった。PKもとってくれたので個人としてもチームとしてもみんな大翔に感謝していると思う」と謙虚にコメント。西川はシーズン後半戦に怪我に悩まされていたこともあり、「厳しい期間が長く続いたと思うけれどこうやって勝利に貢献してくれたのはすごく嬉しい」と仲間の活躍を喜んでいた。
そうして準々決勝進出に貢献した三浦だが、高校年代は鹿島アントラーズユースでスタートしていた。ジュニアユースからの昇格で名門クラブのアカデミーに所属していたものの、プレー面だけでなく人としての甘さを自らに感じて環境を変えることを決断。鹿島ユース組は鹿島学園で高校生活を送っている選手も多く、三浦もそうだった中で「同じクラスにサッカー部がいっぱいいて楽しそうだった」。練習参加時には暖かく迎え入れてくれたといい、2年生で高体連への転籍となった。
鹿島学園サッカー部に入部してからは鈴木雅人監督のもとで課題と捉えていた人間性を向上できた様子。もちろんサッカー面でも成長を感じている。
「もともとドリブルが得意だったけれど個人スポーツみたいになっていた。ここに来てからチームメイトの大切さや一人では勝てないことをすごく痛感してパスも練習するようになった。ここまでやってこられたのはチームメイトのおかげ。そして去年1年間はBチームで忍穂井さん(忍穂井大樹コーチ)にもすごくお世話になった。なかなかうまくいかないときでも声をかけてくれて、忍穂井さんがいなかったらここまで来られなかったとすごく思っている。とにかくみんなに感謝したいです」
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