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2日前のミスに「少し怖さ」も精神面、プレー面で払拭。「みんな」に感謝の帝京長岡GK仲七璃がMF長璃喜のシュートも止めて昌平を完封!

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試合終盤、帝京長岡高GK仲七璃(2年=FC東京U-15むさし出身)がゴール前で相手の攻撃をストップ

[1.2 選手権3回戦 帝京長岡高 1-0 昌平高 浦和駒場]
 
 2日前の悪いイメージを精神面でも、プレー面でも払拭した。帝京長岡高(新潟)は1-0の後半40+2分、昌平高MF長璃喜(3年/川崎F内定)に打たれたミドルシュートが枠へ。だが、GK仲七璃(2年=FC東京U-15むさし出身)がしっかりとステップを踏み、頭上への一撃を枠上へ弾き出した。
 
 仲は2日前の2回戦(対高川学園高)で相手クロスへの目測を誤ってしまい、ボールは頭上を越えてゴールイン。今回、角度、ボールの勢いは異なったものの、長の一撃は同じく頭上を突いてくるものだった。

 3回戦を迎える前に、またミスをしてしまわないかという怖さがなかった訳ではない。だが、切り替えてプレーすることはできていた。特に試合終盤は押し込まれる時間帯の連続。だが、長の一撃を的確な対応で防ぐなど安定したプレーで80分間を終えた。

「前回の試合で自分がああいうミスして失点っていう中で、少し怖さっていうのはあったんですけど、みんなもそんな気にしてることじゃなかったし、一番後ろで守っている自分が引きずっていたらほんとにどうしようもないんで。怖さっていうのは多少あったと思うんですけど、意識しないようにしてプレーしていました」

 チームメイトたちも素晴らしい守りを見せていた。自陣ゴール前で相手に自由を与えず、例えシュートに持ち込まれても、必ずコース、タイミングを限定。「みんながゴール前固めてくれていて、みんなの守る意識っていうのがほんとに強くて、打つタイミングっていうのも消しながらプレーができていた」と仲は感謝する。

 アディショナルタイムの長のシュートについても、「モーション入っても味方が寄せてくれるのも分かっていました。際々のところはほんとにみんなが消してくれていたし、(シュートは)正面でしたけれどほんとにそのコースしか見えていなかったです。自分的にはほんとには反応して触るだけ。自分も冷静にやれたっていう部分もありますし、味方がほんとに身体を張ってしっかりやってくれていた。ほんとにみんな頑張ってくれて、ほんとキツイ中でも足止めないで最後まで相手に食らいついてやってくれたんで、ほんとに隙も生まれることなく守り切れたのかなと思います」。仲間の助けもあっての無失点勝利だった。

 仲は高川学園戦のPK戦でミスを挽回する2本のPKストップ。だが、「自分の中では取り返しただけ」「今日はほんとに一昨日みたいなプレーをしないで、みんなを安心させれるように」と意識していた。

 仲はU-16日本代表候補やU-17日本高校選抜候補を経験した注目守護神。一方で古沢徹監督から「GKとしてのリーダーシップ」を課題として求められ、1年間取り組んできた。この日は味方の選手をゴール前に戻す声や、最後方からチームをコントロールする声。味方に助けられるだけでなく、仲自身もチームメイトを安心させるプレーとリーダーシップで強敵を突破した。

 ここからの3試合を勝ち抜き、優勝GK、大会ナンバー1のGKになることを目指す。「日本一のGKを目指しながら、ただ目標としているのはチームとしての日本一なんで、個人としてのことだけ考えないで、ほんとにチームとしてやるべきことをやっていきたい」。準々決勝の対戦相手は尚志高(福島)。インターハイ準々決勝では70分間を無失点で終えたものの、PK戦で1本も止めることができずに敗れている。今回の選手権は新潟県予選を含めて2度のPK戦で勝利し、自信も。まずは無失点にこだわり、必ず勝ち切って雪辱を果たす。


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(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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