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好機に積極関与も「迷惑をかけているなと」…最後はゴールネット揺らした尚志FW臼井蒼悟、4強導く2戦連続決勝点

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決勝ゴールを決めた

[1.4 高校選手権準々決勝 尚志高 1-0 帝京長岡高 駒場]

 チャンスに絡み続けたFW臼井蒼悟(3年=栃木SC U-15)が今大会3点目となるゴールを奪いきって尚志高(福島)を7大会ぶりの4強入りに導いた。

 臼井は前半16分、ペナルティエリア手前中央左寄りから右に持ち運んでシュートを放つも相手DFのブロックで枠には飛ばせず。同25分にはペナルティエリア左手前でFW根木翔大(3年=FCフレスカ神戸)の落としを受けると外を回る味方を囮にカットインして右足を振り抜いたが、シュートコースを消されて再びブロックに遭った。

 後半もゴールに迫っていった。まずは8分、根木を起点とした速攻でボールを受けて右サイドを前進。3対2と数的優位の状況で味方に合わせにいったが、パスは通らずチャンスを生かせなかった。同11分にも速攻で今度は2対3。根木が最終ラインの背後へスプリントをかけたタイミングでロングレンジからのシュートを選択するも、ミートできずGKに足でトラップされるシュートになった。

 チャンスに関与しながらも決定的な仕事をするには至らない。臼井はそうした一連のプレーを「最後のパスでズレたり、前半も良い形だったけれどゴール(を奪う)までは行けなかったり」と振り返り、「自分のところにボールが来る回数は多かったけれど、全然良いシュートを打てなくて迷惑をかけているなというのがあった」と試合中の心境を明かした。

 それでも後半21分、「次にボールが来たら絶対に決めようと思っていた」臼井がついにゴールネットを揺らした。MF田上真大(3年=シュートJrユースFC)が左サイドタッチライン際でボール奪取に成功して速攻を始め、抜け出した根木が右を走る臼井へラストパス。臼井は1回戦でGKをかわしながらも枠外に飛ばしたミスが頭によぎったといい、ダイレクトのチップキックシュートでゴールに流し込んだ。

「監督にも細部にこだわれと言われていたので、最後にゴールまでいけてよかった。本当に決めたいという強い思いがあったので、決めきれてよかったです」

 この試合の中では待望のゴールとなった臼井だが、今大会の全体を通してみれば初戦で1ゴールを、3回戦では後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を奪っており結果を残してきている。インターハイ準決勝で神村学園高に1-2で敗れてから「何かが足りなかったというより全部足りなかったのでもう一回長所と短所を選手権に合わせて修正してきた」。守備面の貢献が足りなかったという課題と向き合いながら、ドリブルからのチャンスメイク、得点力の長所も強化。努力を重ねた成果が数字に表れている。

 そうして夏に続く全国4強入りを果たした中、準決勝で対戦するのはまたも神村学園だ。臼井は前回対戦についてボールを保持できず球際の争いにも負けて苦しい展開になっていたことを指摘し、「自分たちのサッカーで勝ちたい。今日よりも観客が増えると思うので楽しんでサッカーをやりたい」とリベンジへ強く決意。攻撃的なサッカーを発揮してインターハイで感じた「全国の壁」を打破し、史上初の決勝進出を狙う。
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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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