終盤の焦りは今後の糧に…大津DF村上慶は横浜FMで同期に刺激を与える活躍を「同じ舞台で試合をやりたい」
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[1.4 選手権準々決勝 大津高 1-2 流通経済大柏高 浦和駒場]
前回の選手権、今夏のインターハイに続いて1年間で3度目の顔合わせとなった流通経済大柏高(千葉)戦は1-2の敗戦に終わった。大津高のDF村上慶(3年=福岡U-15/横浜FM内定)は個の技術と組織的な攻撃を両立させるチームスタイルを貫いたことに胸を張りつつ、終盤は焦りから持ち味を発揮しきれなかった自身のプレーを悔やんだ。
国立競技場への切符を懸けた注目のプレミア勢対決。大津は流通経済大柏を相手に先制するも、前半のうちに逆転されて試合を折り返した。今大会3得点の村上は後半16分、ペナルティエリア左手前から左足でシュートを放つもGKに阻まれて追いつけない。結局1-2のままタイムアップを迎え、前回大会に続いて流通経済大柏に敗れる形での終幕となった。
試合終了直後には落胆するチームメイトを力強く励ましていた村上。「試合を通して自分たちのサッカーをやれたと思う。決めきるところで流経さんは決めきれて自分たちは決めきれなかったところが敗因だと思うけど、自分たちのサッカーを一試合通してできたことは最後の高校サッカーでの楽しい思い出として残った。後悔はないのかなと思う」と総括した。
もっとも自身のプレーを振り返った際には後悔の思いを口にした。負ければ大津での3年間が終わる状況だけに冷静を保つことは容易ではない中、「負けているところと時間がもうないことを考えたら焦りも生まれた。もっと自信を持ってプレーできたのかなと思う」と唇を噛む。後半37分には3CBの左から右サイドバックにポジションを移すも、平常心で戦いきれず決定的な仕事はできなかった。
「もっと自分がチームに貢献できることはあったし、最後に右サイドに行ったときには自分の良さを出せなかった。負けている状態でもメンタルのところで余裕を持たないといけないし、もっと冷静に判断できてサッカーをやっていれば(よかった)。ラスト20分くらいから自分のプレーができていなかったと思う。(焦りで)感情的になってしまったところは後悔が残るけれど、今後のサッカーにおいては自分の糧になる。感情のコントロールは山城先生(監督)にも昨日言われていて、自分ができなかったことは本当に反省しないといけない」


前回大会の流通経済大柏戦ではルーズボールをクリアしきれず決勝点を献上。「分岐点」と捉える一戦で強い悔しさとさらなる成長への決意を持って今季に入ると、インターハイのリベンジマッチで勝利を収めた。ただ相手とのマッチアップで強度を高める必要性を感じたといい、選手権に向けて意識を高めたことで成長できたという。この日の敗戦も今後の糧にする構え。村上はそうしたターニングポイントで巡り合い続けたライバルへ「流経さんには感謝しかない」と敬意も口にした。
すぐに気持ちを切り替えることは難しいが、横浜F・マリノスは今月10日に始動日を控えておりすぐにプロキャリアがスタートする。中1日の4連戦を終えた村上は「次のステージに向けて準備は始まっていると思うので、まずはコンディションをちゃんと整えないといけない」。厳しい世界に飛び込む上で気持ちに整理をつけて新たな舞台に飛び込んでいく考えだ。
福岡から熊本の大津へ進学し、かけがえのない3年間を過ごした同期とは「同じ舞台で試合をやりたい」とピッチでの再会を熱望する。そうした未来に向けてまずは村上が刺激を与えていく意気込み。「自分が試合に出ていないと同期は自分の活躍を見てくれないと思うので、より自分にベクトルを向けていきたい。自分のサッカーが周りの成長に影響を与えられたら自分の成長にも繋がると思う」と決意を語り、開幕スタメンを目標に掲げながら次の一歩を踏み出した。
(取材・文 加藤直岐)
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前回の選手権、今夏のインターハイに続いて1年間で3度目の顔合わせとなった流通経済大柏高(千葉)戦は1-2の敗戦に終わった。大津高のDF村上慶(3年=福岡U-15/横浜FM内定)は個の技術と組織的な攻撃を両立させるチームスタイルを貫いたことに胸を張りつつ、終盤は焦りから持ち味を発揮しきれなかった自身のプレーを悔やんだ。
国立競技場への切符を懸けた注目のプレミア勢対決。大津は流通経済大柏を相手に先制するも、前半のうちに逆転されて試合を折り返した。今大会3得点の村上は後半16分、ペナルティエリア左手前から左足でシュートを放つもGKに阻まれて追いつけない。結局1-2のままタイムアップを迎え、前回大会に続いて流通経済大柏に敗れる形での終幕となった。
試合終了直後には落胆するチームメイトを力強く励ましていた村上。「試合を通して自分たちのサッカーをやれたと思う。決めきるところで流経さんは決めきれて自分たちは決めきれなかったところが敗因だと思うけど、自分たちのサッカーを一試合通してできたことは最後の高校サッカーでの楽しい思い出として残った。後悔はないのかなと思う」と総括した。
もっとも自身のプレーを振り返った際には後悔の思いを口にした。負ければ大津での3年間が終わる状況だけに冷静を保つことは容易ではない中、「負けているところと時間がもうないことを考えたら焦りも生まれた。もっと自信を持ってプレーできたのかなと思う」と唇を噛む。後半37分には3CBの左から右サイドバックにポジションを移すも、平常心で戦いきれず決定的な仕事はできなかった。
「もっと自分がチームに貢献できることはあったし、最後に右サイドに行ったときには自分の良さを出せなかった。負けている状態でもメンタルのところで余裕を持たないといけないし、もっと冷静に判断できてサッカーをやっていれば(よかった)。ラスト20分くらいから自分のプレーができていなかったと思う。(焦りで)感情的になってしまったところは後悔が残るけれど、今後のサッカーにおいては自分の糧になる。感情のコントロールは山城先生(監督)にも昨日言われていて、自分ができなかったことは本当に反省しないといけない」


試合終了直後、チームメイトに声をかけていた
前回大会の流通経済大柏戦ではルーズボールをクリアしきれず決勝点を献上。「分岐点」と捉える一戦で強い悔しさとさらなる成長への決意を持って今季に入ると、インターハイのリベンジマッチで勝利を収めた。ただ相手とのマッチアップで強度を高める必要性を感じたといい、選手権に向けて意識を高めたことで成長できたという。この日の敗戦も今後の糧にする構え。村上はそうしたターニングポイントで巡り合い続けたライバルへ「流経さんには感謝しかない」と敬意も口にした。
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