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「これくらいやれないとダメ」札幌内定の大阪体育大MF佐藤陽成、首位通過貢献もGL不発に決意「ここで違いを見せないと」

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MF佐藤陽成(4年=札幌U-18/札幌内定)

[12.17 インカレ決勝ラウンドGL第3節 関西学院大 0-1 大阪体育大 J-GREEN堺]

 グループリーグ首位通過を果たした大阪体育大で一際闘志を燃やしている。MF佐藤陽成(4年=札幌U-18/札幌内定)は気を引き締め、ゴールを渇望しながら決勝トーナメントを見据えていた。

 佐藤は昨年の全日本大学サッカー選手権(インカレ)を肉離れで負傷欠場しており、今回のインカレが入学後最初で最後の全国大会。「今年に懸ける思いは強い」と奮起して臨んでいる。

 決勝ラウンドでは中1日の3連戦を考慮して初戦を欠場し、2戦目でフル出場。続くGL最終節はハーフタイムでの交代になったが先発出場した。出場した2試合では得点こそなかったものの、前線での献身的な走りや攻撃の流れを継続させるキープ、パスでチームを勢いづかせていた。

 ただ本人は「これくらいやれないとダメだと思う」とキッパリ。「結果が求められるポジションだと思うのでしっかり得点を取りたい」と力を込め、首位通過にも「去年の結果(ベスト8)を超えるためにはまず突破しないといけなかった。ここはまだ通過点」と淡々と語った。

 そうした考えの背景には、北海道コンサドーレ札幌への帰還が決まっている立場としての責任感や覚悟がある。佐藤は3月に高校時代を過ごした札幌への内定が発表。同月のルヴァンカップデビュー戦でプロ相手にも特長とするスプリントやハードワークが通用する手応えを感じ、8月にはJ2デビューを果たした。

「今年最初の目標でJ2に出場することを挙げていたので今年中に達成できてよかった」と話す佐藤は下部組織出身のためサポーターから期待される立場だと自覚しており、「その期待に恥じないプレーをして、一年半後にはJ1に戻れるチームだと思うのでその力になれたら」。プロになることが目標ではないことを強調し、プロ1年目から活躍する意欲を持っている。

 来季へ弾みをつけるために、そしてプロ内定選手としてインカレで結果を残したい思いが強い。佐藤は今季リーグ戦で4月に3得点を記録したが、以降はリーグ戦ノーゴールでシーズンを終了した。ゴールから離れる中で前線でボールに関わる回数やゴール前に顔を出す回数が少なかったことを反省しており、「来年からプロの世界で戦っていくのでここで違いを見せないといけない」と決意。シーズン序盤はウイングバックでの出場もあったが、最近はシャドーや最前線での出場が中心となっているだけに自身のゴールでチームを勝たせる構えだ。

 準々決勝では関東大学リーグ覇者の筑波大と対戦する。チームにとっては昨年のインカレでも対戦(△0-0)した相手だが、佐藤にとっては初対戦。「どれだけ自分が通用するかすごく楽しみ」とモチベーションを高め、大会初ゴールとともに昨季を超える4強入りを果たす。

(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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