beacon

三笘風ドリブルも見せたU-15日本代表候補MF伊藤航(FC東京U-15むさし)、同日に中3の先輩がJ1ベンチ入り「もっとやらなきゃいけない」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

MF伊藤航

 U-15日本代表候補MF伊藤航(FC東京U-15むさし/2年)が落ち着き払ったボールタッチとMF三笘薫を彷彿とさせるドリブルで存在感を示した。

 伊藤は国内キャンプ3日目の候補メンバー同士のトレーニングマッチで1本目は右サイドハーフ、2本目は左サイドハーフでプレー。相手からプレッシャーを受けても動じることなく鮮やかにかわして持ち運ぶ場面が際立ち、高い技術を示した。その中で1本目の終了間際にはミドルレンジからゴール右隅を目掛けたミドルシュート。GKの好守に阻まれて得点にはならなかったが、ゴールを脅かした。

 もっとも伊藤は前日のトレーニングマッチが尚志高戦だったことから、「高校の強度を経験したので、今日はちょっと昨日よりも強度が落ちてちょっと余裕が持てるようになりました」とさらり。とはいえ「自分の得意なプレーは出せていると思っている」と手応えも感じている様子だ。

 ドリブルは中学生になった頃から強みになったといい、スピードを活かして相手を振り切ることを得意とする。その上で参考にしているのは日本代表の三笘。この日のトレーニングマッチでは相手と正対した際に三笘独特のボールタッチに似た形で仕掛ける場面を作った。

右足で前へ押し出して加速

突破を試みた

 ちょうどトレーニングマッチが終了した頃には、FC東京U-15むさしで1学年上の先輩にあたるMF北原槙が15歳10か月6日でJ1・名古屋グランパス戦にベンチ入りすることが発表されていた。出場すればJ1史上最年少記録となる中で結果的に出番は訪れず。ただ昨年から高校年代最高峰・高円宮杯プレミアリーグEASTでプレーしてきた北原の存在は伊藤ら後輩たちにとって非常に大きく、FC東京U-15むさしの藤山竜仁監督が今月の東京都クラブユース選手権後に「(2年生たちは)別次元だと思っている選手が多い」と話すほどだった。

 そうした先輩のJ1ベンチ入りを知り、伊藤は「北原選手みたいになれるようにこれからももっとやらなきゃいけない」と力を込める。「ドリブルで抜いた後のシュートを決め切るとか、守備での強度がちょっと低いと思うのでそこを頑張りたい」と話し、攻守両面でさらなる成長を目指す構えだ。

「チームの代表として活動も休んできているので、そのチームのためにも活躍したいなと思って(候補合宿に)来ました」と伊藤。新年度でのFC東京U-15むさしと自身の飛躍に繋げるべく、「残り2日間は自分の得意なドリブルを出しつつ、ラストプレーのパスとかシュートをこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 加藤直岐)
加藤直岐
Text by 加藤直岐

「ゲキサカ」ショート動画

TOP