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鳥栖で最年少J弾からU-22日本代表“飛び級”選出…激動の25年を駆け抜ける17歳MF新川志音「毎日の練習を全力でやってきたからこその結果」

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MF新川志音

 ロス五輪を目指す最年少世代から、新たな逸材が日の丸を背負う。サガン鳥栖U-18の17歳MF新川志音はウズベキスタン遠征を行うU-22日本代表に飛び級で選出された。20日の練習を終え、「年齢は別に気にはしていないけど、自分がここに入ったことでいい影響を与えられると思う」と意気込みを語った。

 2025年から、めまぐるしいスピードで環境が変わった。トップチームのキャンプに急きょ参加すると、そのまま2種登録としてJ2開幕戦からベンチ入り。第2節には途中出場でデビューし、がむしゃらなプレーでPK獲得という成果も示した。

 その後もリーグ戦にコンスタントに出場し、決定機を演出した。今月12日の第23節・大分トリニータ戦では打点の高いヘディングシュートを決め、19試合目で待望のプロ初ゴール。17歳11か月6日での得点は、クラブのJリーグ最年少ゴール記録を更新した。

「いま物事が全部うまくいきすぎていて。自分でもちょっとわからないけど、毎日の練習を全力でやってきたからこそ、この結果がある」。そう語る17歳は今年5月にスイス遠征を行ったU-18日本代表に招集され、初めて日の丸を背負った。また同月には来シーズンのトップ昇格が内定。そして今回、ロス五輪を目指す大岩剛監督のメンバーに名を連ねた。

 大岩監督は、17歳という若さだけで新川を招集したことを否定する。「飛び級枠という考えは全然ない。実際にJリーグの試合にも出て、そのパフォーマンスを見て、明らかにいいプレーをしている。呼ぶに値するプレーをしていた」。その実力を認めた上で、自身の第2次体制発足メンバーに招集した。

 新川は自身の持ち味を「ゴール前の感覚が一番優れているところ」と説明する。「ゴール前でゴールやアシスト、結果を残していければ」と力を込める。理想像は「小柄でもゴールを決める」セルヒオ・アグエロ氏や「泥臭いプレーが好き」という岡崎慎司氏。「やっぱり結果。ゴールが一番の結果だと思うので、ゴールにこだわって決めていければいい」と今回のテーマを掲げた。

 17歳は若すぎる年齢ではない。新川は07年生まれの同い年、バルセロナの新10番ラミン・ヤマルの名前を挙げる。「すごいと思うけど、自分もいつかああいう舞台に立たないといけない」。同世代の背中を追い、さらなる成長を誓った。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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