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初戦キャプテンでリーダーの意識も…“MF&DF二刀流”の永野修都(鳥取)はミャンマーの地で可能性最大化へ

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DF永野修都

 苦戦を強いられながらも2-1でミャンマーから勝利を収めた激戦から一夜明け、U-23アジアカップ本大会出場に王手を懸けたU-22日本代表が7日、ヤンゴン市内でトレーニングを行った。

「出場時間数などを踏まえて」と矢野由治フィジカルコーチが明かした通り、この日は前日の試合に出場した選手だけではなく、2試合を通じて疲労度が高まった選手がホテルでの調整に。逆にミャンマー戦で出番がなかったGK内山翔太とGK濱崎知康、DF永野修都、DF関富貫太、DF尾崎凱琉、MF菅澤凱、FWンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄に加え、2戦連続出場中ながら一度もフル出場を果たしていないDF松本遥翔の8人がグラウンドで汗を流した。

 午後5時前からスタートしたトレーニングは1時間強で終了。全体練習後は10分間ほど個別メニューを行い、9日のクウェート戦に向けて調整を進めた。出番が限られていた選手たちだが、士気は高い。次のチャンスを虎視眈々と狙っており、活気溢れるトレーニングからは雰囲気の良さを漂わせた。

 7月下旬のウズベキスタン遠征に続いてキャプテンマークをアフガニスタンとの初戦で託された永野も、次戦に向けてモチベーションを高めている選手のひとり。自分のことだけにならず、リーダーシップを発揮してメンバーのやる気を引き出すような声掛けも目立つ。その背景を永野はこう振り返る。

「(試合に出ていない時の声掛けは)スタッフからも強く言われている。自分たちはチーム全員で今回のU23アジア杯予選を戦いにきている。そういう意味では前回の試合でスタメンではなかった選手たちも、トレーニングからスタメン組の良い対戦相手になれるように考えてプレーをしていた」

 チームのことを気に掛けるのは大前提。その上で、自身のパフォーマンス向上にも欲を見せる。前回のウズベキスタン遠征ではMF登録で4-3-3のアンカーを務めたが、今予選はDF登録でCBとして初戦を戦い抜いた。元々FC東京U-18時代はCBとボランチを務めており、森山佳郎監督が率いた23年のU-17日本代表でもU17アジア杯はCB、U-17ワールドカップではアンカーでプレーした経験を持つ。

 2ポジションを高いレベルでプレーできるのは永野の武器。どちらでも球際や空中戦の強さを活かせるだけに、本人も“二刀流”に意欲を示す。

「大会によって登録が変わる点は今までもかなりあったので、今回もあまり驚きはなかった。DFとして今回は呼ばれているので、与えられた場所でしっかりやりたい」

 大岩監督からも直接言及されたわけではないとしつつも、複数のポジションに対応できる力は備えて欲しいと全体ミーティングで伝えられてきたとも話す。

「大岩監督からはポジションのユーティリティー性は選考の上で大事になると言われているので、前回はボランチ、今回はDFで呼ばれている。しっかり高いパフォーマンスが発揮できれば、良いアピールになると思う」

 今予選も残り1試合。クウェート戦で引き分け以上に終われば、1位で本大会出場が確定する。9月下旬に開幕するU-20W杯への想いもあるが、今はU-22日本代表の一員として結果を残すことしか考えていない。

「今回アピールすればメンバー入りは0ではないと言われているので、結果を残せば可能性はある。そこも意識しつつ、3戦目でしっかり力を発揮したい」

 2戦目は出場機会がなかっただけに、休養は十分。 最高の形で帰国の途につくためにも、“CBの永野”としてチームの勝利に貢献する構えだ。

(取材・文 松尾祐希)

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松尾祐希
Text by 松尾祐希

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