「自信になる大会だった」大関友翔が感じた“世界”との遠くない距離感「内容では感じなかった。ただ内容が悪くても1点決めたほうが勝ち」
MF
[10.8 U-20W杯決勝T1回戦 日本 0-1(延長) フランス サンティアゴ]
U-20ワールドカップを終え、U-20日本代表MF大関友翔(川崎F)は静かに2週間を振り返った。「個人としても、チームとしても、やれることが多かった大会だった。最後はこんな形になってしまったけど、自信になる大会だった」とまとめた。
グループリーグ初戦、第2節で先発し、第3節は温存で出場無し。大関は万全の状態で先発復帰し、フランス戦に臨んだ。チームとしても中4日の休息を得たなかで、序盤からフランスを圧倒。「やっていてすごくいい感触もあった。いい形でシュートまで行けていた」。しかし無得点のまま時間だけが過ぎた。
最後の瞬間はベンチから見届けた。大関は延長前半を終えた後に途中交代。チームは延長後半終了間際に献上したPKを決められ、0-1で敗れた。
「ちょっとまだ受け止められていないのが現状。頭の整理も追いつかないし、ただ負けた事実を消化するので今は精一杯」
感情を咀嚼しながら、敗因を探る。「あれだけシュートを打って、チャンスを作ってもゼロはゼロ。相手が1点を決めてそれで負けたので、決めなきゃいけなかった」。相手の攻撃には「やられる気はしなかった。失点もカウンターかセットプレーだと思っていたので、そこの意思統一はできていた」。PK献上は「全員が戻ってシュートブロックに行った結果」と振り返る。
「そこ(PK)にフォーカスするのではなくて、点を取れた場面があったんじゃないかというところにフォーカスするべきだと思う」
悔しさは残ったが、後悔はないという。「もっとできたってならないように準備してきたので、そこまで後悔するようなことはない。ただ、これが今の自分の実力だし、この年代のみんなの実力。それをしっかりと受け止めなきゃいけない」。戦えたからこそ、冷静に大会を総括する。
けっして、世界との距離感に絶望したわけではない。「(差は)内容では感じなかった」。そう大関は強調する。
「今日みたいな試合を勝ち切れるか、勝ち切れないか。強豪国といわれるヨーロッパや南米のチームは、こういうところを勝ち切る。試合内容がどんなに悪くても1点を決めたほうが勝ちなので。そこが差なのかなと」
すでにA代表も経験し、川崎フロンターレではACLEで世界の頂点まであと一歩に迫った。U-20日本代表としての戦いが終わった中で、世界に戻る決意を新たにする。
「この悔しさを消化するというか、やり返すためにはもう一回世界の舞台に帰ってこなきゃいけない。それがオリンピックか、自分が目指すところはA代表なので。A代表としてフランスや世界のチームにリベンジできるように、世界のトップトップの景色を見られるように努力したい」。世界で戦える自信を得たうえで、今度は世界で勝つことを目指す。
(取材・文 石川祐介)
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U-20ワールドカップを終え、U-20日本代表MF大関友翔(川崎F)は静かに2週間を振り返った。「個人としても、チームとしても、やれることが多かった大会だった。最後はこんな形になってしまったけど、自信になる大会だった」とまとめた。
グループリーグ初戦、第2節で先発し、第3節は温存で出場無し。大関は万全の状態で先発復帰し、フランス戦に臨んだ。チームとしても中4日の休息を得たなかで、序盤からフランスを圧倒。「やっていてすごくいい感触もあった。いい形でシュートまで行けていた」。しかし無得点のまま時間だけが過ぎた。
最後の瞬間はベンチから見届けた。大関は延長前半を終えた後に途中交代。チームは延長後半終了間際に献上したPKを決められ、0-1で敗れた。
「ちょっとまだ受け止められていないのが現状。頭の整理も追いつかないし、ただ負けた事実を消化するので今は精一杯」
感情を咀嚼しながら、敗因を探る。「あれだけシュートを打って、チャンスを作ってもゼロはゼロ。相手が1点を決めてそれで負けたので、決めなきゃいけなかった」。相手の攻撃には「やられる気はしなかった。失点もカウンターかセットプレーだと思っていたので、そこの意思統一はできていた」。PK献上は「全員が戻ってシュートブロックに行った結果」と振り返る。
「そこ(PK)にフォーカスするのではなくて、点を取れた場面があったんじゃないかというところにフォーカスするべきだと思う」
悔しさは残ったが、後悔はないという。「もっとできたってならないように準備してきたので、そこまで後悔するようなことはない。ただ、これが今の自分の実力だし、この年代のみんなの実力。それをしっかりと受け止めなきゃいけない」。戦えたからこそ、冷静に大会を総括する。
けっして、世界との距離感に絶望したわけではない。「(差は)内容では感じなかった」。そう大関は強調する。
「今日みたいな試合を勝ち切れるか、勝ち切れないか。強豪国といわれるヨーロッパや南米のチームは、こういうところを勝ち切る。試合内容がどんなに悪くても1点を決めたほうが勝ちなので。そこが差なのかなと」
すでにA代表も経験し、川崎フロンターレではACLEで世界の頂点まであと一歩に迫った。U-20日本代表としての戦いが終わった中で、世界に戻る決意を新たにする。
「この悔しさを消化するというか、やり返すためにはもう一回世界の舞台に帰ってこなきゃいけない。それがオリンピックか、自分が目指すところはA代表なので。A代表としてフランスや世界のチームにリベンジできるように、世界のトップトップの景色を見られるように努力したい」。世界で戦える自信を得たうえで、今度は世界で勝つことを目指す。
(取材・文 石川祐介)
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