U23アジア杯に臨むU-21日本代表が決定…直前合宿27人→23人の選考、明大DF小泉佳絃の抜擢、大岩監督が強調するポイントは
来年1月にサウジアラビアで開催されるAFC U23アジアカップに参加する“ロス五輪世代”U-23日本代表メンバー23人が発表された。28日のメンバー発表会見で大岩剛監督は「このタイミングで招集できることが大前提」と選考ポイントを挙げた。
各国のU-23世代が出場するU23アジア杯だが、大岩監督のU-23日本代表は2005年生まれ以降の“ロス五輪世代”で構成された実質的なU-21日本代表となる。
今月21日から23日まで千葉市内の高円宮記念JFA夢フィールドで合宿を行い、24日からは水戸市内でIBARAKI Next Generation Cup2025に参加。そのときの招集メンバーは27人だった。
今回の23人には、直前メンバーのうち活動直前に怪我で不参加となったDF塩川桜道(流通経済大)、活動中に怪我で離脱したGKピサノアレックス幸冬堀尾(名古屋)、塩川に代わって追加招集されたDF大川佑梧(鹿島ユース)に加え、DF高橋仁胡(セレッソ大阪)、MF碇明日麻(ハノーファー)、海外移籍の準備を行うことが発表されたFW齋藤俊輔(水戸)、インカレで優勝したことで日程が被って代表活動に参加できなかったMF矢田龍之介(筑波大)が外れた。
一方で、直前メンバー以外では190cmDF小泉佳絃(明治大2年)が招集された。代表活動は、11月に大岩監督体制のU-22日本代表イングランド遠征に続いて2度目となる。青森山田高時代はCBとして高校選手権優勝に貢献し、明大進学後から今秋は右SBに転向。直前もインカレの舞台でプレーをしていた。


抜擢にはチーム事情がある。直前の活動を終えた時点でCB市原吏音(大宮)、右SB梅木怜(今治)、右SB森壮一朗(名古屋)のコンディションが万全ではなかった。大岩監督は小泉招集について、「率直に言えばチーム事情で少し厚みを持たせたいポジションではある」と経緯を説明。「そのなかで彼のイングランド遠征でのパフォーマンスやその後のインカレでのプレーぶり、そこを把握したうえで、われわれの意向と評価が招集につながったと言っていい。このグループに必要な人材」と語った。
今回のチームは、オフ明けのJリーグ組を中心に、海外組や大学生などさまざまなカテゴリで構成。指揮官は直前合宿から全員のコンディションを統一することを大きなテーマに掲げていた。活動初日から強度の高い練習を行ったほか、2日連続で2部練習を実施。選手たちから「きつい」「しんどい」「普通にキャンプをやっているような感じ」と言葉が出るほどのタイトさでシーズン終了後のコンディションを取り戻させていた。
「今回茨城で約一週間生活をして、トレーニングをしたなかで、(コンディションは)ものすごくグッと差は縮まってきた。なお怪我も含めて、なかなかうまくいかない選手も中にはいた。そういうところで判断をして、われわれのグループで必要なポジション、コンディションを加味して23人を選んだ」(大岩監督)。U23アジア杯は1月7日に初戦を迎える。グループリーグ3試合は中2日。決勝まで最大6試合を戦い抜くことを考慮したメンバー構成となった。
■選手
▽GK
1 小林将天(FC東京)
12 濱崎知康(明治大)
23 荒木琉偉(G大阪)
▽DF
16 小泉佳絃(明治大)
5 市原吏音(大宮)
2 梅木怜(今治)
21 関富貫太(桐蔭横浜大)
4 永野修都(鳥取)
3 土屋櫂大(川崎F)
22 岡部タリクカナイ颯斗(東洋大)
15 森壮一朗(名古屋)
▽MF
8 大関友翔(川崎F)
6 小倉幸成(法政大)
7 石渡ネルソン(C大阪)
10 佐藤龍之介(FC東京)
17 嶋本悠大(清水)
14 川合徳孟(磐田)
▽FW
20 古谷柊介(東京国際大)
18 久米遥太(早稲田大)
9 ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(桐蔭横浜大)
11 横山夢樹(C大阪)
19 道脇豊(ベフェレン)
13 石橋瀬凪(湘南)
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2026特集
各国のU-23世代が出場するU23アジア杯だが、大岩監督のU-23日本代表は2005年生まれ以降の“ロス五輪世代”で構成された実質的なU-21日本代表となる。
今月21日から23日まで千葉市内の高円宮記念JFA夢フィールドで合宿を行い、24日からは水戸市内でIBARAKI Next Generation Cup2025に参加。そのときの招集メンバーは27人だった。
今回の23人には、直前メンバーのうち活動直前に怪我で不参加となったDF塩川桜道(流通経済大)、活動中に怪我で離脱したGKピサノアレックス幸冬堀尾(名古屋)、塩川に代わって追加招集されたDF大川佑梧(鹿島ユース)に加え、DF高橋仁胡(セレッソ大阪)、MF碇明日麻(ハノーファー)、海外移籍の準備を行うことが発表されたFW齋藤俊輔(水戸)、インカレで優勝したことで日程が被って代表活動に参加できなかったMF矢田龍之介(筑波大)が外れた。
一方で、直前メンバー以外では190cmDF小泉佳絃(明治大2年)が招集された。代表活動は、11月に大岩監督体制のU-22日本代表イングランド遠征に続いて2度目となる。青森山田高時代はCBとして高校選手権優勝に貢献し、明大進学後から今秋は右SBに転向。直前もインカレの舞台でプレーをしていた。


直前までインカレに出場していたDF小泉佳絃(明治大2年)
抜擢にはチーム事情がある。直前の活動を終えた時点でCB市原吏音(大宮)、右SB梅木怜(今治)、右SB森壮一朗(名古屋)のコンディションが万全ではなかった。大岩監督は小泉招集について、「率直に言えばチーム事情で少し厚みを持たせたいポジションではある」と経緯を説明。「そのなかで彼のイングランド遠征でのパフォーマンスやその後のインカレでのプレーぶり、そこを把握したうえで、われわれの意向と評価が招集につながったと言っていい。このグループに必要な人材」と語った。
今回のチームは、オフ明けのJリーグ組を中心に、海外組や大学生などさまざまなカテゴリで構成。指揮官は直前合宿から全員のコンディションを統一することを大きなテーマに掲げていた。活動初日から強度の高い練習を行ったほか、2日連続で2部練習を実施。選手たちから「きつい」「しんどい」「普通にキャンプをやっているような感じ」と言葉が出るほどのタイトさでシーズン終了後のコンディションを取り戻させていた。
「今回茨城で約一週間生活をして、トレーニングをしたなかで、(コンディションは)ものすごくグッと差は縮まってきた。なお怪我も含めて、なかなかうまくいかない選手も中にはいた。そういうところで判断をして、われわれのグループで必要なポジション、コンディションを加味して23人を選んだ」(大岩監督)。U23アジア杯は1月7日に初戦を迎える。グループリーグ3試合は中2日。決勝まで最大6試合を戦い抜くことを考慮したメンバー構成となった。
■選手
▽GK
1 小林将天(FC東京)
12 濱崎知康(明治大)
23 荒木琉偉(G大阪)
▽DF
16 小泉佳絃(明治大)
5 市原吏音(大宮)
2 梅木怜(今治)
21 関富貫太(桐蔭横浜大)
4 永野修都(鳥取)
3 土屋櫂大(川崎F)
22 岡部タリクカナイ颯斗(東洋大)
15 森壮一朗(名古屋)
▽MF
8 大関友翔(川崎F)
6 小倉幸成(法政大)
7 石渡ネルソン(C大阪)
10 佐藤龍之介(FC東京)
17 嶋本悠大(清水)
14 川合徳孟(磐田)
▽FW
20 古谷柊介(東京国際大)
18 久米遥太(早稲田大)
9 ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(桐蔭横浜大)
11 横山夢樹(C大阪)
19 道脇豊(ベフェレン)
13 石橋瀬凪(湘南)
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2026特集


