アジアでA代表のような戦いを。主軸としてU-17W杯を経験、高1で浦和とプロ契約のMF和田武士は背中で見せてU-17日本代表の底上げを図る
U-17ワールドカップ8強を経験したU-17日本代表MF
A代表のように、アジアでライバルたちとの差を示す。U-17日本代表MF和田武士(浦和)は昨年、1歳年上の2008年生まれ世代に加わってU-17ワールドカップ8強。今回は、自分と同じ2009年生まれ世代のチームに入り、「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」(20日~23日)に挑む。
和田はU-17ワールドカップで6試合中5試合に先発し、残り1試合も途中出場。また、高校1年生で浦和トップチームとプロ契約を結んだ注目ボランチは、同世代の選手たちよりも多くの経験を積んできている。
そのMFは、U-17日本代表で何か特別なことをやるのではなく、「今まで自分がやってきたことを背中で見せて、それでチームを底上げできたらなっていうのは思っています」という考え。ダブルボランチの一角として出場した前日の練習試合(対広島文化学園大/○4-0)でも、当然のように攻守で出力を上げて崩しや奪い返しに係わっていた。
「色んなクラブの人が集まっている中で、そのクラブ、クラブで何を求めているか分からないですけど、日本代表で戦う上で、やっぱりワールドカップでも感じたベースってところは自分がまず率先してやっていかなきゃなって思っているんで、昨日はそこを意識してやっていました」
2026年のU-17日本代表は自分も含めてまだまだなところがある一方、「個人個人で見たらいいクオリティを持ってる選手がほんと多いと思うんで、ここからアジアカップと、そこで(結果が)良かったらワールドカップと時間を掛けていいチームを作れたらなと思います」。5月にはU-17ワールドカップの出場権をかけたU17アジアカップが行われる。U17アジアカップ未経験の和田はアジアで戦うことが簡単ではないことを理解した上で、A代表のようにアジアのライバルたちとの差をつけたいと考えている。
「アジアの戦いは、去年の結果(ベスト8)を見ましたけど、やっぱ難しい戦いだと思います。自分の代で中国に行った時も中国だったり韓国、ウズベキスタン含め全部難しい試合だったんで、そこに向けてやっていきたいですけど、今のA代表はアジアのそういう相手にもしっかり勝てているんで、そこに近づけられたらなって思います。やっぱ(U17アジアカップで)『日本は強い』ってところを証明できたらなと思います」
前日の練習試合はボールを保持して圧倒的に攻め続けたが、和田の出場した1本目は1-0と不満の結果。それだけに、U-17タジキスタン代表、広島県高校選抜、広島ユースと戦うBalcom BMW CUPは内容でも、結果でも上回らなければならない。19日の前日練習後、和田は「やっぱり危なげなく、自分たちの力を全員が出し切って、優勝で終われたらなと思います」と語った。
和田は昨秋以降、短期間で急激に台頭し、U-17ワールドカップではU-17日本代表の中心選手として躍動した。「(その要因は)自信が一番大きいのかなって思います。最初1個上に呼ばれた時、もうすでにいた長南(開史/柏)君は色々な選手と仲良かったりで、自分もどうやって仲良くなろうかなとか思ってた時に、やっぱサッカーで繋がった以上、サッカーで示すしかないなと思ってたんで、自分のやれることを全力でやった結果、ちょっとずつ立ち位置っていうのも確立できたのかなって思います」と明かす。
楽しむことを大事にしながら、自分のやれることを全力でやり続けた。それが周りの才能たちにも伝わり、質の高いポジショニングやテクニック、強度で自分を助けてくれた。そしてU-17ワールドカップは「全体的に見たらいいプレーはできた」という大会に。世界ベスト8の基準を知った和田は自分の世代に背中で示しているが、自身にもより求めるものがあるという。
「(U-17ワールドカップ当時は)チームを勝たせられる選手ではまだないなっていうのを感じて。もちろん、味方を活かすのは大事ですけど、チームを勝たせられる選手っていうのはこの次のワールドカップだったり、アジアカップに向けてやっていかなきゃいけない」
具体的には、チームを引っ張ることに加え、得点やアシストでチームに貢献することを求めていく。「まずは自チームの浦和レッズでどれだけ出場時間を得て、どれだけ自分の価値を出せるかが今後の代表にも繋がってくると思うので、まずは自チームで多くの選手から色々なものを吸収してやっていきたいです」。浦和トップチームでの日常が世界で活躍することに繫がることは確か。自分が身につけたものをU-17日本代表に背中で示して基準を高め、アジアの戦いでライバルたちを上回る。




(取材・文 吉田太郎)
和田はU-17ワールドカップで6試合中5試合に先発し、残り1試合も途中出場。また、高校1年生で浦和トップチームとプロ契約を結んだ注目ボランチは、同世代の選手たちよりも多くの経験を積んできている。
そのMFは、U-17日本代表で何か特別なことをやるのではなく、「今まで自分がやってきたことを背中で見せて、それでチームを底上げできたらなっていうのは思っています」という考え。ダブルボランチの一角として出場した前日の練習試合(対広島文化学園大/○4-0)でも、当然のように攻守で出力を上げて崩しや奪い返しに係わっていた。
「色んなクラブの人が集まっている中で、そのクラブ、クラブで何を求めているか分からないですけど、日本代表で戦う上で、やっぱりワールドカップでも感じたベースってところは自分がまず率先してやっていかなきゃなって思っているんで、昨日はそこを意識してやっていました」
2026年のU-17日本代表は自分も含めてまだまだなところがある一方、「個人個人で見たらいいクオリティを持ってる選手がほんと多いと思うんで、ここからアジアカップと、そこで(結果が)良かったらワールドカップと時間を掛けていいチームを作れたらなと思います」。5月にはU-17ワールドカップの出場権をかけたU17アジアカップが行われる。U17アジアカップ未経験の和田はアジアで戦うことが簡単ではないことを理解した上で、A代表のようにアジアのライバルたちとの差をつけたいと考えている。
「アジアの戦いは、去年の結果(ベスト8)を見ましたけど、やっぱ難しい戦いだと思います。自分の代で中国に行った時も中国だったり韓国、ウズベキスタン含め全部難しい試合だったんで、そこに向けてやっていきたいですけど、今のA代表はアジアのそういう相手にもしっかり勝てているんで、そこに近づけられたらなって思います。やっぱ(U17アジアカップで)『日本は強い』ってところを証明できたらなと思います」
前日の練習試合はボールを保持して圧倒的に攻め続けたが、和田の出場した1本目は1-0と不満の結果。それだけに、U-17タジキスタン代表、広島県高校選抜、広島ユースと戦うBalcom BMW CUPは内容でも、結果でも上回らなければならない。19日の前日練習後、和田は「やっぱり危なげなく、自分たちの力を全員が出し切って、優勝で終われたらなと思います」と語った。
和田は昨秋以降、短期間で急激に台頭し、U-17ワールドカップではU-17日本代表の中心選手として躍動した。「(その要因は)自信が一番大きいのかなって思います。最初1個上に呼ばれた時、もうすでにいた長南(開史/柏)君は色々な選手と仲良かったりで、自分もどうやって仲良くなろうかなとか思ってた時に、やっぱサッカーで繋がった以上、サッカーで示すしかないなと思ってたんで、自分のやれることを全力でやった結果、ちょっとずつ立ち位置っていうのも確立できたのかなって思います」と明かす。
楽しむことを大事にしながら、自分のやれることを全力でやり続けた。それが周りの才能たちにも伝わり、質の高いポジショニングやテクニック、強度で自分を助けてくれた。そしてU-17ワールドカップは「全体的に見たらいいプレーはできた」という大会に。世界ベスト8の基準を知った和田は自分の世代に背中で示しているが、自身にもより求めるものがあるという。
「(U-17ワールドカップ当時は)チームを勝たせられる選手ではまだないなっていうのを感じて。もちろん、味方を活かすのは大事ですけど、チームを勝たせられる選手っていうのはこの次のワールドカップだったり、アジアカップに向けてやっていかなきゃいけない」
具体的には、チームを引っ張ることに加え、得点やアシストでチームに貢献することを求めていく。「まずは自チームの浦和レッズでどれだけ出場時間を得て、どれだけ自分の価値を出せるかが今後の代表にも繋がってくると思うので、まずは自チームで多くの選手から色々なものを吸収してやっていきたいです」。浦和トップチームでの日常が世界で活躍することに繫がることは確か。自分が身につけたものをU-17日本代表に背中で示して基準を高め、アジアの戦いでライバルたちを上回る。




(取材・文 吉田太郎)


