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U-17W杯の村松の活躍に「自分もあれ以上のモノを出さないと」。U-17日本代表GK大下幸誠(鹿島ユース)はBalcom BMW CUPでの無失点勝利を誓う

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U-17日本代表GK大下幸誠(鹿島ユース)がBalcom BMW CUPでの無失点勝利を誓った

 U-17日本代表は19日、広島市内で「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」初戦(対U-17タジキスタン代表)の前日練習を行った。18日に練習試合(対広島文化学園大/○4-0)を戦っていることもあり、1時間ほどのメニュー。その中で初戦へ向けた確認や勝負にこだわったポゼッションを実施し、小野信義監督がロンドで選手の股間にパスを通して盛り上がるなど、雰囲気良く練習を終えた。

 GK大下幸誠(鹿島ユース)は昨年、継続してU-16日本代表メンバー入り。2026年も最初のU-17日本代表活動のメンバーに選ばれた。Balcom BMW CUPへ向けて、「自分が出る試合はまず無失点でチームを勝たせるっていうことを意識してやるのと、自分が出てない時も、(GK木田)蓮人が無失点でチーム勝たせれるようにベンチとかでサポートをしっかりやりたい」。GK木田蓮人(鹿島ノルテジュニアユース)、井出大志GKコーチとGKチーム全員で全3試合無失点にこだわっていく。

 練習試合ではシュートを打たれる前に味方がボールを奪い返していたが、大下はBalcom BMW CUPでも攻めている際のリスク管理を重視する考え。「前でボール奪って、点を取れるような守備ができるようにしたい」という。

 例えカウンターを食らったとしても、「(自分が)裏のスペースのカバーと、決定機が何本来るか分からないですけど、そこが来た時に自分が身体を張って止めて、無失点で試合を終わらせられるようにしたいです」と意気込んだ。

 U-17日本代表の目標はU17アジアカップ、U-17ワールドカップで優勝すること。大下はそのゴールを守り続けることを目指している。今回の広島合宿には大下とともに2010年生まれ世代のGK木田が選ばれており、下からの突き上げもあるが、「そこに自分が負けたらダメだと思う。入り続けて、アジアカップもですけど、ワールドカップまで入り続けていきたい」と誓った。

 昨年のU-17ワールドカップでは、主将のGK村松秀司(ロサンゼルスFC)が圧巻のパフォーマンス。幾度もビッグセーブをしてのけてチームを救い、ベスト8へ導いた。強烈なキャプテンシーでもチームを牽引。大下は「凄かったですね。1つ1つのビルドアップとか正確なプレーをしたり、相手がシュートを打ってきた時に反応してしっかり止めたりっていうのは、去年のワールドカップ見て、自分もあれ以上のモノを出さないといけないなっていうのは感じました」と口にする。

 現時点ではまだまだ村松を追う立場だが、大下も1年生で3冠王者・鹿島ユースの守護神になった実力派。安定したクロス対応や、シュートセーブ力を所属クラブでも、代表チームでも発揮してきた。「シュートストップのところは、自分の中でもストロングにしていきたいです」。そして、「もっと(自分自身を)伸ばしていくことと、苦手なところをもっと自分の武器に持っていくところまでもっと成長速度を上げて、もっとトップに絡んだり、今年も3冠取れるようにしたい」と力を込めた。

 昨年、鹿島ユースの正GKになったのは秋以降。日本一の瞬間をピッチで経験したのはプレミアリーグファイナルだけだった。「今年は全部自分が出て勝たせられるようにしたい」という目標も持つ。その大下が1年間、鹿島ユース、U-17日本代表で成長と活躍を続け、村松に負けない、それ以上の守護神になる。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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