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[Balcom BMW CUP]交代出場のFW齋藤翔が決勝点!U-17日本代表がタジキスタンを1-0で撃破!

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後半31分、U-17日本代表FW齋藤翔(横浜FCユース)が左足で決勝ゴール

[2.20 Balcom BMW CUP U-17日本代表 1-0 U-17タジキスタン代表 広島一球]

 U-17日本代表が白星発進! U-17日本代表、U-17タジキスタン代表、広島ユース、広島県高校選抜U-17が優勝を争う「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」が20日に開幕。U-17日本代表はU-17タジキスタン代表と戦い、FW齋藤翔(横浜FCユース)の決勝点によって1-0で勝った。

 2009年生まれ以降で構成されたU-17日本代表は今年、U17アジアカップ、U-17ワールドカップを目指している。今回は2026年の始動合宿で、一昨年までの8月開催から2月開催へ移行した「Balcom BMW CUP」に参加。初戦で唯一の海外勢であるタジキスタンと戦った。

 日本は3-6-1システムで先発はGK大下幸誠(鹿島ユース)、DFはゲーム主将の元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)、熊田佳斗(大宮)、竹内悠三(名古屋U-15)の3バック。中盤は岩土そら(鹿島ユース)と星宗介(尚志高)のダブルボランチで右WB橋本凜来(FC東京U-18)、左WB木村風斗(川崎F U-18)、2シャドーが北原槙(FC東京)と舘美駿(修徳高)、そして1トップに立野京弥(昌平高)が構えた。

U-17日本代表の先発メンバー

タジキスタンの選手たちと記念撮影

 2分、日本は右中間で舘美がDFと入れ替わり、立野が右足でフィニッシュ。5分には左中間の立野が切り返しから左足を振り抜く。岩土は「(相手の)サイドバック(SB)が結構うちに絞っているっていう印象があったんで、上手く自分たちのウイングバック(WB)を使いながら、入ったら、インサイドハーフが動き出してっていう、どんどん流動性を持った攻撃しようっていうのは最初にありました」と説明する。

 左の木村、右の橋本の両WBに北原と舘美が係わる形で打開を目指し、舘美や北原、岩土がシュート。また、竹内が最前線の立野へ縦パスを差し込むなど前進しようとする。だが、タジキスタンDF陣は際が強く、試合を通してシュートブロックを連発した。

 また、日本は相手ボランチにプレッシャーを掛けられずに押し返されることも。カウンター狙いの相手に仕掛けられるシーンもあったが、「リスク管理がしっかりできていたんで、アジアに向けていいイメージができた」という熊田、元砂、竹内の3バックや対人守備で強さを見せる星が相手を中に入れさせない。

 また、元砂や熊田が抜群の高さを発揮。守備では危ないシーンが少なかったものの、1点が遠かった。22分、セットプレーの流れから木村がゴール方向へ左クロス。これをニアで元砂が合わせたが、タジキスタンGKアブバクル・ラフモンクロクがビッグセーブで阻止する。

DF熊田佳斗(大宮)が相手の攻撃を跳ね返す

 日本は速攻から北原がシュートを打ち切ったほか、ボランチの岩土がサイドプレーヤーの外側からオーバーラップしたり、舘美のDF背後への飛び出しや星の展開、橋本のアーリークロスなど攻撃に変化を加える。だが、最後の精度を欠いてしまう。40+1分に岩土の右CKから元砂の放ったヘッドもDFに当たって枠上へ。シュート数10-0も1点を奪えず、0-0で前半を折り返した。

MF北原槙(FC東京)は1人でシュート7本を放った

ゲーム主将のDF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)は攻守に抜群の高さを発揮

 日本は後半開始から橋本と熊田に代えて右WB今村涼弥(横浜FMユース)とDF倉橋幸暉(鹿島ユース)を投入。「個で負けちゃいけない。自分がもし入ったらもっとやってやろうかなっていう気持ちでは見ていました。途中から入った中で、流れを変えようと思っていました」という今村が果敢な仕掛けを見せる。7分には北原の左FKをファーの元砂が折り返し、立野が決定的な形で飛び込んだが、ヘッドは枠上へ外れた。

後半開始から投入された右WB今村涼弥(横浜FMユース)は果敢な仕掛けを見せた

 日本は16分、木村、星、立野を左WBエゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)、MF藤本祥輝(G大阪ユース)、FW齋藤へ交代。CBムスタファ・ハサンベコフらタジキスタンDFは対人守備が強く、日本は1対1の攻防でなかなか抜き切れなかった。

 その一方、日本は試合の中で守りを修正。セットプレーを与えてしまうシーンもあったが、相手のカウンターを倉橋がタックル一発で止め切るなど、GK大下の守るゴールに近づけない。そして、舘美が裏抜けから左足シュート。舘美とMF里見汰福(神戸U-18)と入れ替えた直後の27分には、里見のラストパスから齋藤が決定機を迎える。だが、これも相手GKに阻まれた。

 それでも、日本は31分に先制点を奪う。北原とエゼモクェが前から相手に制限をかけ、左サイドのエゼモクェがインターセプト。そして右横の齋藤へ繫ぐと、齋藤が「勇気を持って振った」という左足でニアのネットを破る。1-0。ついにタジキスタンゴールをこじ開けた。

後半31分、左WBエゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)がインターセプトからラストパス

交代出場FW齋藤翔(横浜FCユース)が左足で決勝ゴール

 このあと、日本は藤本らがセカンドボールを回収し、北原が強気の仕掛けからシュートを連発。また、今村が右サイドを突破し、里見がシュートを狙うなど2点目を目指す。追加点を奪えなかったことは課題となったが、難しい試合を1-0で勝ち切った。

U-17日本代表が1-0で勝利した

 試合後、両チームが申し合わせてPK戦を実施し、日本は4-5で敗れた。それでも5月のU17アジアカップへ向けて貴重な80分間とPK戦を経験。岩土は「直近だとウズベキスタンとかとやって、蹴ってきたり、前に大きい選手がいたり、守備は堅かったりっていうのがあったので、自分たちはもっと流動的に攻撃をしていきたいなと思います」。初戦で体感した課題を改善し、残り2試合を連勝して「Balcom BMW CUP」5連覇を果たす。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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