自慢の高空ヘッドが炸裂。先制点のU-17日本代表DFエゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)「チームを救えるような選手になりたい」
後半2分、U-17日本代表DF
[2.22 Balcom BMW CUP 広島県高校選抜U-17 0-3 U-17日本代表 広島一球]
U-17日本代表とU-17広島県高校選抜が激突した「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」の第2戦。20日の第1戦に続いて左WBの位置に入ったエゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)は貴重な先制点を記録してみせた。
自慢の高空ヘッドが苦戦を余儀なくされていたU-17日本代表を救うことになった。0-0で迎えた後半2分、左サイドの浅い位置からMF里見汰福(神戸U-18)がハイクロスを放り込むと、これにエゼモクェがハイジャンプから頭で合わせ、ゴールネットを揺らしてみせた。
「やっぱりヘディングでした。マジで気持ち良かったです。とりあえず高く跳んで、もう『自分が決めてやるぞ!』っていう強い気持ちで頭を振ったら入った」
そう笑って振り返った男は、大きな雄叫びをあげつつガッツポーズ。一つの武器であるヘディングの強さを発揮し、攻め切れないでいたチームを救うこととなった。
「代表でヘディングシュートの良い形がよくあるのは、選手たちが本当に良いボールを蹴ってくれるおかげ。今日も里見が良いボールをくれたので決められた」
そう言ってチームメイトに感謝の言葉も述べたエゼモクェだが、広島県高校選抜の堅固な守りに苦戦を強いられた試合全体については、そこまで満足しているわけではない。「1対1での仕掛けは自分の特長。ただ、今日も仕掛けようと思っていたんですけど、なかなか思うようにならなかった」と振り返るように、相手の粘り強い守備に苦しんだ。
「距離も結構取られていて、何回か縦に行ったんですけど、あんまり自分の思ったようにはならなかった。次の試合ではもっとどんどん仕掛けて仕掛けて、相手が縦を警戒したら今度は内に行くとか、もっと工夫してやりたい。とにかくゴールに絡んでいけるように、また頑張っていきたいです」
また前半にこぼれ球を押し込んだものの、オフサイドで幻のゴールになってしまったシーンについては「シュートを蹴った後に詰める意識があったのは良かったんですけど、気持ちが強くなり過ぎてオフサイドになってしまった。もっとラインを見ないといけなかった」と反省しきりだった。
ただ、そうやって反省材料を挙げていくのも、「チームを救えるような選手になりたい」という目標があるからこそ。目指しているのはアジアチャンピオンからの世界チャンピオン。大きな夢があるからこそ、エゼモクェ・チメヅェ海はここで満足することなく、さらなる進歩を続けることを誓っている。




(取材・文 川端暁彦)
U-17日本代表とU-17広島県高校選抜が激突した「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」の第2戦。20日の第1戦に続いて左WBの位置に入ったエゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)は貴重な先制点を記録してみせた。
自慢の高空ヘッドが苦戦を余儀なくされていたU-17日本代表を救うことになった。0-0で迎えた後半2分、左サイドの浅い位置からMF里見汰福(神戸U-18)がハイクロスを放り込むと、これにエゼモクェがハイジャンプから頭で合わせ、ゴールネットを揺らしてみせた。
「やっぱりヘディングでした。マジで気持ち良かったです。とりあえず高く跳んで、もう『自分が決めてやるぞ!』っていう強い気持ちで頭を振ったら入った」
そう笑って振り返った男は、大きな雄叫びをあげつつガッツポーズ。一つの武器であるヘディングの強さを発揮し、攻め切れないでいたチームを救うこととなった。
「代表でヘディングシュートの良い形がよくあるのは、選手たちが本当に良いボールを蹴ってくれるおかげ。今日も里見が良いボールをくれたので決められた」
そう言ってチームメイトに感謝の言葉も述べたエゼモクェだが、広島県高校選抜の堅固な守りに苦戦を強いられた試合全体については、そこまで満足しているわけではない。「1対1での仕掛けは自分の特長。ただ、今日も仕掛けようと思っていたんですけど、なかなか思うようにならなかった」と振り返るように、相手の粘り強い守備に苦しんだ。
「距離も結構取られていて、何回か縦に行ったんですけど、あんまり自分の思ったようにはならなかった。次の試合ではもっとどんどん仕掛けて仕掛けて、相手が縦を警戒したら今度は内に行くとか、もっと工夫してやりたい。とにかくゴールに絡んでいけるように、また頑張っていきたいです」
また前半にこぼれ球を押し込んだものの、オフサイドで幻のゴールになってしまったシーンについては「シュートを蹴った後に詰める意識があったのは良かったんですけど、気持ちが強くなり過ぎてオフサイドになってしまった。もっとラインを見ないといけなかった」と反省しきりだった。
ただ、そうやって反省材料を挙げていくのも、「チームを救えるような選手になりたい」という目標があるからこそ。目指しているのはアジアチャンピオンからの世界チャンピオン。大きな夢があるからこそ、エゼモクェ・チメヅェ海はここで満足することなく、さらなる進歩を続けることを誓っている。


後半2分に先制ヘッド


(取材・文 川端暁彦)


