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U-21日本代表“デンチャレ組”福永裕也(京都産業大)、常連組やJ組にも「劣っているとも思わない」突破力に秀でた新戦力が定着目指す

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FW福永裕也

 初めての日の丸で躍動を誓う。U-21日本代表の韓国遠征メンバーに選出されたFW福永裕也(京都産業大)は「生き残りが懸かっている。このメンバーの中で自分の特長をどれだけ出して割って入っていくかがすごく大事。みんなよりこの活動に懸ける思いは強い」と意気込んだ。

 U23アジア杯を制覇した大岩剛監督体制のU-21日本代表。優勝後初の活動では、トルコ遠征から急きょ韓国遠征に変更された影響もあり、海外組はゼロ。一方で、先月に行われた大学生の地域選抜大会デンソーカップチャレンジで活躍した選手が抜擢された。

 同大会を視察していた大岩監督も、新戦力に期待を寄せる。「彼らもこういう場でいかに自分を出すかというところで、相当パワーがいると思う。それをしっかり出してもらうこと。それがおそらく彼らの成長につながるし、レベルアップにつながる。そういう場は提供してあげたい」(大岩監督)。27日のU-21アメリカ代表戦、29日のU-23韓国代表戦での起用もほのめかした。

 福永は、G大阪門真Jrユースから京都橘高を経て、京都産業大に進学した3年生アタッカーだ。1年次は関西学生リーグ1部で3試合1アシストを記録すると、2年次は15試合1ゴール3アシスト。デンチャレでは関西選抜に選出された。両サイドでプレー可能なポリバレント性と、持ち前の突破力で数字以上のインパクトを残し、自身初の代表入りを勝ち取った。

 U23アジア杯メンバーやJリーガーと過ごし、福永は「個の打開力や質のところが、プロでやっている選手が多い分みんなすごい」と率直な感想。それでも、ともにプレーするなかで手応えも感じている。「自分がけっして劣っているとも思わない。自分のストロングをしっかり出していけるように意識していきたい」と力を込めた。

 デンチャレでは左WBでプレーしていたが、大岩監督体制のフォーメーション練習で務めていたのは4-3-3の右ウイング。「高校、大学でも前線全部やらせてもらっている。そのやりづらさはない」と胸を張る。最大の持ち味は1対1の仕掛け。右利きではあるが、両足の精度もあることで、豊富なバリエーションで仕掛けられる。「中に行くよりは縦のほうが自信はある」と、よりゴールに近づいてチャンスメイクを狙う。

 短期間での活動と、アメリカ、韓国との試合でアピールして生き残りへ。「2試合とも勝ち切るというところで、もしチャンスがあれば数字も狙っていきたい。だけど、まずはしっかりチームのために戦うところをやっていきたい」。日の丸の重みを感じながら、初めての国際試合に臨む。

(取材・文 石川祐介)
石川祐介
Text by 石川祐介

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