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アメリカ戦で決定機創出、鈴木大馳(鳥栖)は2年半ぶりの世代別代表に刺激「こういうチャンスを掴み切れるように」

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FW鈴木大馳

 世代別代表では2年半ぶりの招集となった。U-21日本代表FW鈴木大馳(鳥栖)は、2023年のU-17日本代表以来となる活動に参加。「チーム(鳥栖)を優先的に考えていたので、まさか呼ばれるとは思っていなかったけど、こういうチャンスを掴み切れるようにがんばりたい」。日本は29日にU-23韓国代表と対戦する。

 27日のU-21アメリカ代表戦では、0-2で折り返したハーフタイムに投入を伝えられ、4-3-3の1トップに立った。ワイドに攻撃を展開するアメリカに対し、ボールを奪った後は有効に中央のスペースを活用。敵陣内まで入り込んでシュートを放ったが、惜しくもゴールネットを揺らすことはできなかった。

「あんまり手応えは感じられなかった。決定機を外したのもあるし、もっとボールを呼び込めた。後半は押し込む展開が長かったので、ボールを呼び込めたという反省はある」。ストライカーとして結果を残せなかった悔しさもあるなか、自由に攻撃ができる内容には「楽しかったし、やりやすかった」とも語った。

 大岩剛監督体制には初めて参加。「できるだけゴールを奪えるようなポジショニングを常に取る。ゴールが一番求められているし、その起点になるところも1トップとして大事。あとは大岩さんは守備も求めている。チームがやりたいことをしっかり理解してやれれば」。自身の持ち味である相手守備陣の背後への動き出しは忘れず、一週間の活動でタスクの理解に努めている。

 若くして才能の片りんを見せてきたストライカーだ。鳥栖U-18所属で高校2年生だった23シーズン、鈴木はルヴァンカップのグループリーグ第6節・横浜F・マリノス戦でゴールを決め、16歳9か月10日のMF久保建英(当時FC東京)の記録を更新する16歳7か月10日で大会史上最年少得点記録を更新した。

 昨シーズンにトップ昇格を果たすと、初年度はJ2リーグで22試合2得点。試合数こそ重ねたが、途中出場による出番がシーズンを通して続いた。この半年間は、昇降格がない百年構想リーグが開催中。ここまで鈴木は2試合の先発を含む7試合に出場している。

 百年構想リーグ、そして今夏から始まる新シーズンに懸ける思いは強い。「この半年でどれだけ結果を残せるか。その先のサッカー人生が変わるような大事な機会になる」。プロ2年目、勝負の年。代表活動で刺激を受けながら、クラブでの活躍につなげていく。

(取材・文 石川祐介)
石川祐介
Text by 石川祐介

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