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帰ってきたエースが直前合宿でまず1点! 鹿島ユースFW高木瑛人はU17アジア杯で「1試合に2点、3点を絶対取ることを目標に」

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FW高木瑛人(鹿島ユース)

[4.25 練習試合 U-17日本代表 3-2 日本大 JFA夢フィールド]

 コンディションが万全ではないなかでも結果を出すのがエースの矜持だ。

 U-17日本代表のFW高木瑛人(鹿島ユース)は練習試合・日本大戦の前半、劣勢が続くなかでもプレッシングで相手のミスを誘い、ファーストチャンスを沈めて先制点を奪取。「(得点を)決められたことは良かったけど、収めるところ、判断の遅さ、視野の狭さといった自分の課題が出た」と満足した様子はなかったが、“09ジャパン”のエースストライカーとして頼もしい姿を見せた。

 昨年秋の右膝内側靭帯損傷による戦線離脱を経て、3月のアルゼンチン遠征からU-17日本代表活動に復帰。離脱中は「自分がケガをしている間に代表の遠征もいくつかあって、みんながゴールを決めていて焦りもあったけど、復帰した時にどう復帰するか、課題にどう向き合うかが大事だと思っていた」といい、身体作りに尽力してきた。

 一時は上半身を鍛えるあまり「復帰して重くなってしまった」という苦労もあったそうだが、これは多くの選手が通る道。いまは下半身強化も進めることで「バランスの良い体に戻せた」と好感触を持っている。

 フィジカル強化で模範としたのは鹿島のトップチームで大黒柱を担うFW鈴木優磨だ。「優磨選手は上半身よりも下半身のほうがゴツいと思っていて、自分としては優磨選手の下半身を見習っている」。さらにはげ高校3年生世代ながらすでにトップチームに昇格しているFW吉田湊海からも助言を受け、体作りを続けてきたようだ。

 エジプトでの事前キャンプを目前に控えた国内合宿では「思ったように身体が動かず、アピールすることはできなかった。ここに来る前は状態が上がっていたけどコンディション調整不足、自分の意識の低さでこういうプレーになってしまった」というもどかしさも見せたが、幸いにも5月5日のAFC U17アジア杯開幕まではまだ時間がある。

 AFC U17アジア杯では前回大会で背番号10を任され、グループリーグ3得点の結果を残した吉田のような活躍を目指す。「湊海がいるおかげで今の自分がいると思っている。このアジア杯で得点王を目指して、チームを引っ張って、まずは1試合に2点、3点絶対に取ることを目標にしてスタメンを取っていきたい」。鹿島ユースで偉大な13番を背負う日本のエースは高い基準を掲げ、世界舞台への挑戦権を掴み取る。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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