熊谷紗希「最後のW杯」と断言、5度目の世界を見据えた覚悟「最後で優勝できたら本当に幸せなことでしかない」
DF
1年後の舞台を見据え、「最後のワールドカップ」と口にした。日本女子代表(なでしこジャパン)DF熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス)が14日、東京都内で取材に応じ、来年ブラジルで開催される女子W杯を自身の「最後の挑戦」と位置づけ、「サッカー選手としての集大成としてぶつけたい1年」と強い覚悟を示した。
1990年生まれの熊谷は、08年の高校2年生でなでしこジャパン入り。11年の女子W杯ドイツ大会ではCBのレギュラーとしてフル出場を続け、アメリカとの決勝ではPK戦の4人目のキッカーとして日本史上初優勝を決めるPKを成功させた。クラブキャリアとしても浦和レディースからフランクフルト、リヨン、バイエルン、ローマを渡り歩き、リヨンでは5度のUEFA女子チャンピオンズリーグ制覇など数々のタイトルを獲得。順風満帆のキャリアを歩んできたが、自身が強調する“最後のW杯”で2度目の世界制覇を狙っている。
この日行われたイベントのリリース文には、来年の女子W杯が熊谷にとって「最後のW杯」と紹介されていた。その真意を問われると、熊谷は自らの言葉で覚悟を語った。
「本気でそう思っていたし、けっこう前から最後のW杯かなと思ってやっていた。実際、いよいよ本当に最後だなと思っている。自分のサッカー選手としての集大成としてぶつけたいこの1年。その覚悟を持った上で、しっかり『最後のW杯』と口に出して言ってもいいなと思っています」
初出場だった11年大会で世界一を経験し、5度目のW杯を“最後”として臨むことになる。世界一を知る唯一の現役メンバーは、「初めてのW杯で優勝して、最後のW杯で優勝できたら、本当に幸せなことでしかない。とにかくそこに向かうのみかなと思っている」と、再び世界の頂点に立つことだけを見据えた。
W杯優勝といえば、北中米W杯の頂点を目指した男子日本代表も掲げていた目標でもある。夢半ばで敗れた男子のことを思いながら、熊谷は「優勝という言葉を言うことが悪いとはまったく思わない」と力を込める。
「その言葉への責任があるし、言うからにはやるべきことがたくさんある。足りないところがあれば正直なコメントももらいながら成長していくべきだと思っている。私自身も集大成として優勝したいというところは覚悟を持って言葉に出している。そこに向けてとにかくやるだけ」
「ここまでも本気だったけど、これまで以上に本気でなきゃいけない」。気負いはない。ただ、20歳で世界一に立った熊谷は、35歳で迎えるキャリア最後の大舞台へ、これまで以上の覚悟で歩みを進めていく。
(取材・文 石川祐介)
1990年生まれの熊谷は、08年の高校2年生でなでしこジャパン入り。11年の女子W杯ドイツ大会ではCBのレギュラーとしてフル出場を続け、アメリカとの決勝ではPK戦の4人目のキッカーとして日本史上初優勝を決めるPKを成功させた。クラブキャリアとしても浦和レディースからフランクフルト、リヨン、バイエルン、ローマを渡り歩き、リヨンでは5度のUEFA女子チャンピオンズリーグ制覇など数々のタイトルを獲得。順風満帆のキャリアを歩んできたが、自身が強調する“最後のW杯”で2度目の世界制覇を狙っている。
この日行われたイベントのリリース文には、来年の女子W杯が熊谷にとって「最後のW杯」と紹介されていた。その真意を問われると、熊谷は自らの言葉で覚悟を語った。
「本気でそう思っていたし、けっこう前から最後のW杯かなと思ってやっていた。実際、いよいよ本当に最後だなと思っている。自分のサッカー選手としての集大成としてぶつけたいこの1年。その覚悟を持った上で、しっかり『最後のW杯』と口に出して言ってもいいなと思っています」
初出場だった11年大会で世界一を経験し、5度目のW杯を“最後”として臨むことになる。世界一を知る唯一の現役メンバーは、「初めてのW杯で優勝して、最後のW杯で優勝できたら、本当に幸せなことでしかない。とにかくそこに向かうのみかなと思っている」と、再び世界の頂点に立つことだけを見据えた。
W杯優勝といえば、北中米W杯の頂点を目指した男子日本代表も掲げていた目標でもある。夢半ばで敗れた男子のことを思いながら、熊谷は「優勝という言葉を言うことが悪いとはまったく思わない」と力を込める。
「その言葉への責任があるし、言うからにはやるべきことがたくさんある。足りないところがあれば正直なコメントももらいながら成長していくべきだと思っている。私自身も集大成として優勝したいというところは覚悟を持って言葉に出している。そこに向けてとにかくやるだけ」
「ここまでも本気だったけど、これまで以上に本気でなきゃいけない」。気負いはない。ただ、20歳で世界一に立った熊谷は、35歳で迎えるキャリア最後の大舞台へ、これまで以上の覚悟で歩みを進めていく。
(取材・文 石川祐介)


