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FW大迫勇也が2026年まで契約を延長!!36歳まで神戸でプレー「Jリーグ全体を盛り上げたい」

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大迫が神戸と2026年夏までの契約延長に合意した

 ヴィッセル神戸は6日、FW大迫勇也(33)との契約を2026年まで延長したと発表した。26年はシーズン移行の年と重なるが、夏までの契約になっているという。

 大迫は1990年5月18日生まれ、鹿児島県出身の33歳。鹿児島城西高から2009年に鹿島アントラーズに入団。14年よりドイツに渡り、1860ミュンヘン、ケルン、ブレーメンでプレーし、21年に帰国して神戸に加入。23シーズンは22得点を決めて初のJ1得点王を獲得するとともに、チームを初優勝に導く原動力となり、リーグMVPも受賞していた。

 永井秀樹スポーツダイレクターは「クラブに欠かせない選手。前向きな契約延長で合意できたかなと思います」と交渉がスムーズに運んだことを強調。そして「クラブにとっても大きいこと」と安どの表情をみせると、「これから神戸が常勝軍団になっていく過程をともにし、サコの力で更なる高みに導いてほしい」と期待を寄せた。

 大迫自身は「素直に誇らしいこと」と充実の表情をみせると同時に、「強い責任感が増しています」を気を引き締める。26年夏には36歳となる大迫だが、「一年一年タイトルを取り続けたいし、1試合1試合点を取り続けたい。気づいたら36になっていれば嬉しい」とすると、「満足せずにどれだけチャレンジできるかが大事。日々成長できるように、チームとしてレベルが上がっていけるようにしたい。チームを引っ張っていきたい」と連覇、そして常勝軍団形成に向けた意気込みを語った。

 そのためにも「身体作り、しっかりと動ける強い体を作っていきたい」と話す。大迫はMVPを受賞した昨年末のJリーグアウォーズ後にも肉体改造を宣言。「楽しみにしていてください」と新シーズンへ向けたイメージを膨らませていた。実際に成果は如実にあらわれる様子。いろいろな数値がすでに昨年を上回っているようで、「体を考えることが趣味みたいになってきている」と手ごたえ十分の様子で話す。そこにあるのはJリーグの顔としての強い責任感。「ピッチで違いを出すことが一番。僕自身がチームを引っ張ることが一番だと考えている。経験を若手に伝えたいですし、Jリーグ全体をさらに盛り上げたい」と力強く話した。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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