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神戸が武藤嘉紀の全3ゴールに絡む活躍で逆転勝利!! 鹿島はリーグ戦12試合ぶり黒星

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神戸が上位対決を制した

[6.30 J1第21節 神戸 3-1 鹿島 ノエスタ]

 J1リーグは30日、各地で第21節を開催した。4位のヴィッセル神戸は2位の鹿島アントラーズに3-1で勝利し、順位こそ変わらなかったものの鹿島との勝ち点差を1に縮めた。

 試合は前半8分に動く。鹿島が右からのCKを得ると、MF名古新太郎が蹴ったボールをニアサイドでFWチャヴリッチが合わせて先制した。FW鈴木優磨が累積警告で出場停止のなか、第9節以来のリーグ戦先発入りとなったチャヴリッチが結果を残した。

 鹿島は続く同11分、MF樋口雄太が背後を取ってチャンスを作り、最後はチャヴリッチがシュートを打ったが枠の右に外れた。

 先制された神戸は前半18分、FW武藤嘉紀がMF扇原貴宏のロングフィードに抜け出してGKと1対1になる。そのまま冷静にゴール右へ流し込み、同点ゴールを決めた。 神戸はさらに同38分、右からのCKを武藤が合わせるとDFにブロックされたこぼれ球をDFマテウス・トゥーレル}が力強く蹴り込んで前半のうちに逆転した。

 ただ神戸は前半43分、DF酒井高徳が座り込んでプレー続行不可能となり、DF初瀬亮と負傷交代。前半は神戸の1点リードで終了した。

 鹿島は後半6分、樋口のクロスをチャヴリッチがボレーシュートで合わせたが、枠の左に外れた。ピンチを凌いだ神戸は同17分、MF佐々木大樹のパスを受けた武藤がクロスを送り、FW大迫勇也がシュート。これはGKに防がれたがこぼれ球を大迫が自ら押し込んだ。このゴールに対して当初は武藤のオフサイドと判定されたが、VARが確認した結果オンサイドだったため得点が認められた。

 リードを広げられた鹿島は後半26分、MF柴崎岳のロングフィードに抜け出したDF濃野公人が浮き球をボレーシュートで合わせるも枠を捉えられない。神戸は最後まで鹿島の攻撃陣に対応し続け、2失点目は許さずに試合終了。上位対決を制して3試合ぶりの白星を手にした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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