東京ヴェルディは21日、鹿島アントラーズよりMF松村優太(23)が期限付き移籍で加入することになったと発表した。移籍期間は2025年1月31日までとなっており、松村はこの期間、鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない。

　大阪府出身の松村は、大阪東淀川FC、静岡学園高を経て、20年に鹿島でキャリアをスタート。今季はここまでJ1リーグ7試合に出場していた。松村はクラブを通じて「チームの勝利に一日でも早く貢献できるように、覚悟を持って戦います」とコメント。鹿島を通じては、次のように決意を語っている。

「チームが苦しい時、そしてシーズン半ばでチームを離れることになり、申し訳なく思っています。この難しい決断をしたのも、僕自身、鹿島アントラーズで活躍すること、このクラブにタイトルをもたらすことにこだわり、特に今シーズンこそはと思っていましたが、まだまだでした。そして、まだ成長が必要だと思ったからです。覚悟を持って行ってきます。自分が苦しい時、変わらない応援をし続けてくれたファン・サポーターの皆さんの姿を、僕は知っています。だからこそ変わらない、またそれ以上の応援を、アントラーズの選手、スタッフ全員にお願いします。ありがとうございました」

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