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初陣はクリムゾンレッドの感慨よりも悔しさ…DF本山遥「賛否があると思っている」神戸移籍の覚悟

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シュートブロックに入るDF本山遥

[2.8 富士フイルムスーパー杯 神戸 0-2 広島 国立]

 夢にまでみたクリムゾンレッドのユニフォームだったが、喜びよりも悔しい感情が上回ったようだ。新戦力のDF本山遥(←岡山)は、持ち味をみせることができずに後半19分に途中交代。本来の右サイドではなく、「プロに入って初」だという左SBでの出場になったが、それも言い訳にしなかった。「悔しい気持ちでいっぱいです」。第一声はそう話すのが精いっぱいだった。

 本山は中学、高校と神戸のアカデミーで過ごした。しかし同期のFW佐々木大樹がトップ昇格を掴んだ一方で、本山は関西学院大に進学。ただ卒業後にプロキャリアを始めたファジアーノ岡山で確実な成長を示すと、プロ4年目の今季、念願の神戸への加入を決めた。

 岡山では初のJ1昇格に貢献した本山。初のJ1を戦うクラブを離れる決断が容易でなかったことは想像に難くない。「このタイミングで神戸に移籍することは賛否があると思っている。神戸に来たのはすごく覚悟を持って来ました」。その決意は並大抵のものではない。

 昨年はJ1で活躍したいという思いをより強くさせられた。関学大の2学年下だった濃野公人(鹿島)が、ルーキーイヤーだった昨年に大活躍。いきなりJリーグベストイレブンに選出される大躍進をみせた。濃野の大学時代を知る本山も「衝撃的」だったと振り返るが、「自分が立ちたかったところに自分より早くたどり着いた。すごく悔しさもあるし、勇気を貰える存在。自分も頑張っていきたい」と意識を十分にしている。

 今季の初陣でJ1でもトップレベルを体感できたことをプラスに考えたい。「一人一人の質も高いですし、好守ともにギリギリのところで判断を変えられたり、セカンドボールでも人がいるところに落としてそこから攻撃を続けるであったり、細かなところの差はJ2とJ1の差を感じました」。日々勉強を重ねながら、成長を続ける。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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