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早々デビューも結果残せずベンチ外の日々「色んな思いをしながら積み上げてきた」、東京Vの大卒ルーキー熊取谷一星がプロ初弾

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FW熊取谷一星

[5.6 J1第15節 東京V 2-0 横浜FC 味スタ]

 プロ初ゴールに喜びを爆発させた。東京ヴェルディのFW熊取谷一星は後半アディショナルタイム1分過ぎにゴール。「普段から練習でやっている形が出たのでよかった」と振り返った。

 1-0で迎えた後半21分から出場した。城福浩監督からの指示は「気持ちを全面に出して戦う」こと。2シャドーの一角で攻守に動いた。

 後半アディショナルタイム1分過ぎ、熊取谷が勝利を決定づける。MF森田晃樹の縦パスの勢いをそのままにダブルタッチで相手選手をかわしきった。「ファーストタッチで相手の逆を取ることを考えて、うまくファーストタッチ、セカンドタッチができた」。左足シュートは相手選手に当たって軌道を変え、そのままゴールに吸い込まれた。

「あの角度だと右足よりも左足のほうがちょっと力が抜けていい感じに行く」。そう語る熊取谷の利き足は右。瞬時に成功のイメージを固めて、利き足とは逆の左足シュートでゴールを沈めてみせた。

 ゴール直後は雄叫びをあげながら味方のもとにスライディング。「ちょっと覚えていないですけど(笑)。うれしかったです」。仲間とともに喜びを分かち合った。

 明治大卒のルーキーは第2節・鹿島アントラーズ戦(●0-4)にスタメン入りを果たし、プロデビュー。第4節・ガンバ大阪戦(●0-1)では途中出場で2試合目出場も記録していた。だが、鹿島戦は前半3失点を喫した後のハーフタイムで途中交代。G大阪戦でも出場1分も経たない間にゴールを決められていた。

 その後、熊取谷はベンチ入りすることすらもなかった。「それまで長かった」と振り返りつつ「一日一日いろんな思いをしながら積み上げてきた。それが今日の結果だと思う」と力を込める。城福監督も「ここのところでメンバーに入れていなかった熊取谷一星が得点を取ったことが、このチームにとって非常に大きなこと」と熊取谷の成長に目を細めた。

 ただ、熊取谷はすでに先を見据えている。「きょう結果を出したからといって次が保証されているわけではない。引き続きやっていきたい」。改めてスタートを切ったルーキーは、今後のさらなる躍進を誓った。

(取材・文 石川祐介)


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石川祐介
Text by 石川祐介

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