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Jリーグ7年目に辿り着いたJ1の舞台…指揮官も「本当に努力家」と称える岡山FWルカオが決勝弾

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FWルカオ

[6.21 J1第21節 横浜FM 0-1 岡山 日産ス]

 持ち味を生かしたヘディングシュートでファジアーノ岡山に勝ち点3をもたらした。FWルカオは前半17分に先制ゴール。「約2か月得点が取れていなかったので、今日は得点を取ってホッとした」と今季3ゴール目の喜びを語った。

 今季初ゴールは3月29日のJ1第7節、ホームで行われた横浜F・マリノス戦だった。そのときもセットプレーだったが、今回も左CKからゴールシーンは始まる。ルカオはMF神谷優太の右足キックを頭で合わせ、ゴールに流し込んだ。

「正直なところで言うと、練習では僕の役割はブロックだった」。だが、ボールがやってきたら反応するのがストライカー。相手のマークを体で耐えながら、最小限の動きでヘディングシュート。「ドンピシャなところに入った。決まってよかった」。この得点がそのまま決勝点となり、岡山に4試合ぶりの勝ち点3をもたらした。

 最後に得点を決めたのは4月25日の第12節・アビスパ福岡戦。その後は怪我まで行かないもののフィジカル的な不調を感じており、調子を落としていたという。今節では守備面でも献身的に走った。「ボールはボランチに入らないように、ボランチを抑えたところは、僕もチームに貢献できた」と手応えを語った。

 29歳のブラジル人FWは来日7年目でJ1の舞台に立った。鹿児島ユナイテッドFCでJデビューを飾ると、その後はツエーゲン金沢、松本山雅FCと渡り歩く。2022シーズンに松本と契約満了になり、Jリーグから一時的に去っていたが、木山隆之監督が呼び戻した。

「ブラジルで契約するチームがなくて、われわれが(23年の)春先に怪我人が出て、緊急的な形で来た」(木山監督)。ブランクが空いたなかでプレーを見ると、「当時はサッカー勘がなくて、体のコンディションもよくなかった」。それでもルカオは岡山で研鑽を続けた。指揮官は「本当に努力家」と称える。

「自分のよさもしっかり理解しながら、できないことはできないと割り切って、自分のできることをいま必死にやって、それでチームに力を与えてくれる存在なので、そこは監督として感謝しかない。彼が努力して身に着けてきたもの。得点こそ少ないけどもっともっとやれる選手。今後もさらに活躍してほしい」

 ルカオはフラッシュインタビューで2002年に日産スタジアムで行われた日韓ワールドカップ決勝でブラジル代表FWロナウドが2ゴールを決めたことを引き合いに「本当に光栄だし、嬉しく思う」と笑顔も見せていた。得点ができない時期も長かったが「僕の復活じゃないかな」と好調をアピール。J1の舞台でシーズン後半戦はさらに暴れるつもりだ。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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