岡山MF神谷優太「経験のある選手が何か伝えられたら…」若き日本代表の左WB挑戦をサポート、決勝アシスト&中盤で攻守貢献
MF
[6.21 J1第21節 横浜FM 0-1 岡山 日産ス]
高精度のキックで決勝ゴールをお膳立てした。ファジアーノ岡山MF神谷優太は後半21分の途中交代まで2ボランチの1人として攻守に貢献。「前節の負けから這い上がっていくためには、今日の試合はすごく大事だった。本当に勝利で終えれてよかった」と笑顔を見せた。
岡山は前線まで攻め立てることでセットプレーのチャンスを何度も作った。プレースキッカーを務めた神谷のキック精度は回数を経るごとに上がっていき、前半17分に結実する。左CKを右足で蹴り込むと、FWルカオが頭で合わせてゴールに流し込んだ。
「キッカーは蹴って、あとは決めてくれ…という感じ(笑)。でもそのためには自分がいいボールを蹴らないといけない。蹴って誰かが触って、そのこぼれ球も大事になってくる。そこはアシストをつけたいけど、誰か決めてくれという気持ち」。3月29日のJ1第7節、ホームで行われた横浜F・マリノス戦(○1-0)では神谷の右CKからPA内で混戦となり、このときもルカオが決めていた。
対する横浜FMは前線にJ屈指のブラジル人トリオを並べ、鋭いカウンターを仕掛けてきた。前半24分には岡山の攻撃を封じられ、MFエウベルにロングカウンターを始められそうになる。だが、立ちはだかったのは神谷。冷静にピンチの芽を早々に摘んだ。
「いまの時代、それをやらなかったらついていけない。岡山だけじゃなくて世界的にもそこが大事だと思う。どんなビッグクラブでもそこはやっているので、いまのサッカーはそこがキーなのかなと自分のなかで実感している」
キャリアも中堅に差し掛かる28歳は、連係面でも若手を助けた。岡山はこの日、18歳の日本代表MF佐藤龍之介を左WBで起用。2ボランチの左側に神谷、2シャドーの左側にFW江坂任を配置し、3人の連係で何度も横浜FMの左サイドを崩した。
今季から岡山に加入して右WBを務める佐藤だが、左WBは初。神谷は細かく佐藤と話し、不明瞭なところをクリアにする時間を作っていた。「A代表にも入って、いま一番勢いがある。でも経験は足りていないので、経験のある選手が何か伝えられたらいいのかなと」と目を細める。
若き才能の可能性を信じているからこそ、言うことは言う。「それがあいつの成長のためでもあるので。悪いことは悪いと、いいことはいいと。ただ、それはポテンシャルがあるからこそ、こっちも言いたくなる気持ちはある」。急造の左WBとなった佐藤だが、今節の経験は大きな糧となったはずだ。神谷も「持っているものは素晴らしいので、このまま活躍していってほしい」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
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高精度のキックで決勝ゴールをお膳立てした。ファジアーノ岡山MF神谷優太は後半21分の途中交代まで2ボランチの1人として攻守に貢献。「前節の負けから這い上がっていくためには、今日の試合はすごく大事だった。本当に勝利で終えれてよかった」と笑顔を見せた。
岡山は前線まで攻め立てることでセットプレーのチャンスを何度も作った。プレースキッカーを務めた神谷のキック精度は回数を経るごとに上がっていき、前半17分に結実する。左CKを右足で蹴り込むと、FWルカオが頭で合わせてゴールに流し込んだ。
「キッカーは蹴って、あとは決めてくれ…という感じ(笑)。でもそのためには自分がいいボールを蹴らないといけない。蹴って誰かが触って、そのこぼれ球も大事になってくる。そこはアシストをつけたいけど、誰か決めてくれという気持ち」。3月29日のJ1第7節、ホームで行われた横浜F・マリノス戦(○1-0)では神谷の右CKからPA内で混戦となり、このときもルカオが決めていた。
対する横浜FMは前線にJ屈指のブラジル人トリオを並べ、鋭いカウンターを仕掛けてきた。前半24分には岡山の攻撃を封じられ、MFエウベルにロングカウンターを始められそうになる。だが、立ちはだかったのは神谷。冷静にピンチの芽を早々に摘んだ。
「いまの時代、それをやらなかったらついていけない。岡山だけじゃなくて世界的にもそこが大事だと思う。どんなビッグクラブでもそこはやっているので、いまのサッカーはそこがキーなのかなと自分のなかで実感している」
キャリアも中堅に差し掛かる28歳は、連係面でも若手を助けた。岡山はこの日、18歳の日本代表MF佐藤龍之介を左WBで起用。2ボランチの左側に神谷、2シャドーの左側にFW江坂任を配置し、3人の連係で何度も横浜FMの左サイドを崩した。
今季から岡山に加入して右WBを務める佐藤だが、左WBは初。神谷は細かく佐藤と話し、不明瞭なところをクリアにする時間を作っていた。「A代表にも入って、いま一番勢いがある。でも経験は足りていないので、経験のある選手が何か伝えられたらいいのかなと」と目を細める。
若き才能の可能性を信じているからこそ、言うことは言う。「それがあいつの成長のためでもあるので。悪いことは悪いと、いいことはいいと。ただ、それはポテンシャルがあるからこそ、こっちも言いたくなる気持ちはある」。急造の左WBとなった佐藤だが、今節の経験は大きな糧となったはずだ。神谷も「持っているものは素晴らしいので、このまま活躍していってほしい」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
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