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“CB最後の砦”谷口栄斗が大一番で今季初ゴール!! 綱島ら主力4人移籍の東京V、降格圏で苦しむ横浜FMを撃破

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東京ヴェルディが1-0で勝利

[8.9 J1第25節 東京V 1-0 横浜FM 味スタ]

 J1リーグは9日、第25節を行い、16位の東京ヴェルディと18位の横浜F・マリノスが対戦した。前半から優勢を保った東京Vはなかなかゴールを決め切れず、後半立ち上がりに一度は横浜FMに主導権を譲り渡したが、後半17分にDF谷口栄斗のヘディングシュートで先制点。そのまま無失点に抑えて残留争いの大一番を制し、暫定12位に浮上した。

 ホームの東京Vは夏の中断期間にDF綱島悠斗(アントワープ)、MF翁長聖(長崎)、FW木村勇大(名古屋)が移籍。6月の臨時ウインドーではDF千田海人(鹿島)も移籍しており、主力4人が流出する厳しい事態のなか、DF井上竜太(←秋田)、FW寺沼星文(←水戸)、FW平尾勇人(日本大在学中)の新加入3選手が揃ってベンチ入りした。一方の横浜FMは前節・名古屋戦(◯3-0)でJ1デビュー戦初ゴールのFW谷村海那(←いわき)が2試合続けて先発した。[スタメン&布陣]

 序盤は東京Vが一方的にボールを握り、押し込む展開。最終ラインとMF森田晃樹で相手のプレスを引き寄せながら攻め手をうかがうと、サイドからのクロスや趣向を凝らしたセットプレーで横浜FMゴールに襲いかかった。また前半7分にはFW染野唯月がDFトーマス・デンを背負いながらボールをキープするなど、個の局面でも良さを出していた。

 東京Vは前半9分、左CKのクイックリスタートからMF平川怜がクロスを送ると、横浜FMのT・デンのヘディングクリアがゴールマウスに飛ぶも、GK朴一圭がスーパーセーブ。一方の横浜FMは同10分、DF松原健のミドルシュートでGKマテウスを強襲し、最初のチャンスを迎えた。

 その後も東京Vが目まぐるしくポジションを入れ替えるパスワークでボールを握り続け、横浜FMを押し込み続けると、前半39分には森田とMF新井悠太のサインプレーFKで右サイドを攻め込み、新井のクロスからMF松橋優安が右足で狙う。だが、これはキネーニョスにブロックされると、同41分のMF福田湧矢のミドルシュートもMF天野純に阻まれ、0-0で前半を終えた。

 劣勢が続いた横浜FMは後半開始時、谷村とMFジャン・クルードに代わってFW植中朝日とMF渡辺皓太を投入。すると同2分、植中が右に流れる形でチャンスを作り、天野の強烈なシュートが東京Vゴールを襲う。これはマテウスに阻まれたが、同3分にも天野の右CKからDFジェイソン・キニョーネスが惜しいヘディングシュートを放ち、勢いを見せた。

 さらに横浜FMは後半5分、右サイドを駆け上がった天野が鋭い右足クロスを送ると、ニアサイドに走り込んだ渡辺がボレーシュート。だが、惜しくも右サイドネットに外から当たった。するとその後は東京Vも中盤でうまく試合をコントロールできるようになり、試合はこう着状態となった。

 それでも後半17分、東京Vが前半から続けていたFKのサインプレーを起点にこじ開けた。左サイドで獲得したFKを平川が短く出し、これを大外で受けた新井がフェイントを織り交ぜながら中央までカットインすると、右サイドにパス。これを受けたMF齋藤功佑が左足でクロスを送り、ファーサイドに飛び込んだ谷口が高い打点のヘディングで叩き込んだ。

 谷口はこれが今季初ゴール。綱島と千田の移籍、DF林尚輝の負傷によって唯一シーズン序盤から主力を守り抜く“CB最後の砦”が残留争いの大一番で結果を出した。

 その後は両チームともに交代選手を活かして攻め合う展開となり、横浜FMはMF井上健太、東京Vは染野がシュートチャンスを迎えるも、いずれも精度を欠いてゴールには至らない。東京Vは同37分、染野に代わって寺沼を入れ、これがJ1デビューとなった。また同アディショナルタイム1分には平尾もJ1デビューを果たした。

 その後は前線からのプレッシングで勢いを失わなかった東京Vが試合をシャットアウト。残留争いの大一番で勝ち点3をもぎ取った。一方の横浜FMは降格圏脱出のチャンスを逃した。

(取材・文 竹内達也)

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
竹内達也
Text by 竹内達也

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