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鹿島の“ジョーカー”としての自覚「交代選手がどれだけ勢いをもたらせるか」途中出場FW田川亨介が首位再浮上の決勝弾

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FW田川亨介

[8.10 J1第25節 FC東京 0-1 鹿島 味スタ]

 首位浮上の決勝点を挙げた。鹿島アントラーズFW田川亨介は途中出場から後半36分にゴール。2年前まで所属していた古巣・FC東京からの得点には「絶対点を取ってやると思っていた」と笑みを浮かべた。

 鬼木達監督も「スタートでもおかしくない」と好調を把握しながら、田川は戦術的な理由からベンチスタートとなった。0-0と拮抗した展開のなかで後半16分から出場。そして同36分に躍動した。

 右サイドのスローインからリスタートし、MF樋口雄太が右サイド際に展開。FW鈴木優磨がボールを持つと、「優磨くんはいつも目が合って出してくれるイメージがあった」(田川)。PA内で待ち構えた田川が素早くニアサイドに詰めて、鈴木のクロスをダイレクトで押し込んだ。

 田川が感謝を口にする一方、鈴木も「亨介はおれにとってベストなパートナー」と称賛する。「彼と一緒に出ていると目が合う。あのシーンも顔が上がった瞬間にお互いに目が合って、僕もベストのところに通せたし、彼もベストなところに当ててくれた。彼といると僕自身も活きる。彼も出てくるという感覚があると思う。やっていてやりやすい存在」(鈴木)。相思相愛で、高いレベルでのコンビネーションの実現に手応えを感じていた。

 田川は今節の得点でリーグ戦3点目となった。FWレオ・セアラの14得点、鈴木の7得点に次ぐチーム3位。「先発の選手だけじゃなくて、サブの選手がどれだけやれるかという試合が今後も多くなってくる。そこで本当に違いを出したい」(田川)。途中出場が多いなかでも“ジョーカー”としての役割を理解する。

「今日みたいに前半耐えなきゃいけない時間帯が多くなってくると、後半勝負になってくると思う。そのなかで交代選手がどれだけ勢いをもたらせるかというのは、これから全試合で大事になってくる。サブの選手も全員がそれをわかって最近やれている。それを継続していきたい」

 チームは6月末以来となる首位再浮上を果たしたが、その差はまだ僅差だ。田川は「一試合一試合が決勝のような試合ばかり」と慢心せずに気を吐いていた。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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