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水戸MF杉浦文哉が契約満了…今季途中から八戸にレンタル「J2優勝の瞬間にピッチに立ちたかった」

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 水戸ホーリーホックは9日、MF杉浦文哉(26)が契約満了となったことを発表した。

 杉浦は明治大を卒業後、2022シーズンから水戸に加入。今シーズンは途中からヴァンラーレ八戸に期限付き移籍をしていた。

 水戸の公式サイトを通じ、杉浦は「J2優勝、そして悲願のJ1昇格、本当におめでとうございます」と祝いの言葉とともに、別れの思いを伝えている。

「プロサッカー選手としてのキャリアを、この素晴らしいクラブでスタートできたことを、改めて心から幸せに思っています。そして、クラブが30年間追い求めてきたJ1の舞台をついに掴み取った今シーズンに、わずかでも力になれたことは、私の人生の大きな誇りです」

「昨シーズンは膝の手術を経験し、半年以上にわたるリハビリを経て迎えた約1年ぶりの復帰戦。ケーズデンキスタジアム水戸でのロアッソ熊本戦で決めたあのゴールは、間違いなく僕のサッカー人生における最高の瞬間の一つとなりました」

「この3年半を振り返ると、思いどおりにいかない時間のほうが多かったかもしれません。それでも、どれほど遠いアウェイでも、どんな天候でも、どんな結果でも、変わらず背中を押し続けてくれたサポーターの存在があったからこそ、乗り越えることができました。本当にありがとうございました」

「正直なところ、J2優勝の瞬間にピッチに立ちたかった気持ちは強く残っています。そして、水戸ホーリーホックのエンブレムを胸に、J1の舞台で戦いたかった。この悔しさも含め、すべての想いを力に変えて、次のステージでも全力を尽くしたいと思います。改めて、3年半本当にありがとうございました」

 また、J2初昇格を果たした八戸の公式サイトでは「ヴァンラーレ八戸に関わる皆さん、半年という短い期間でしたが、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

「この短い間でも温かく迎え入れてくださった八戸のサポーターの皆さん、そしてチーム関係者の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです」

「怪我の影響もあり、思うようにチームの力になれず、個人的にももどかしい時間が続きました。それでも、クラブとして初めてのJ2昇格という歴史的な瞬間の一員となれたことは、何よりの誇りであり、幸せです」

「ここでの経験を胸に、これからの人生も全力で頑張っていきます。本当にありがとうございました」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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