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鳥海芳樹が甲府に別れ…水戸加入で来季J1初挑戦「森さんからの一本の電話で甲府でのキャリアが始まりました」

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MF鳥海芳樹

 来季からJ1に昇格する水戸ホーリーホックは20日、ヴァンフォーレ甲府のMF鳥海芳樹(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。

 鳥海は桐光学園高、桐蔭横浜大を経て、2021シーズンから甲府に加入。25シーズンはJ2リーグ33試合9得点を記録していた。

 水戸の公式サイトを通じ、鳥海は「水戸旋風の続きを皆様にお見せできるように自分の持っている力をすべて出します!名前は『とりうみ』じゃなくて『とりかい』です!よろしくお願いします!」と伝えている。

 また、5シーズンを過ごした甲府の公式サイトでは「この度、水戸ホーリーホックへ移籍することになりました」と別れの挨拶を伝えている。

「2020年、大学4年生の12月、なかなかチームが決まらずプロサッカー選手になることを諦めかけていた時期に、森さんからの一本の電話で甲府でのキャリアが始まりました。嬉しくて、泣いたのを今でも覚えています」

「そんなチームにJ1昇格の恩返しをしたい一心で毎日必死に練習をしてきましたが目標を達成できず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「その一方で、同世代の仲間たちがJ1で活躍する姿を目にし、僕もJ1に挑戦したいという気持ちが歳を重ねるごとに強くなり、今回チャレンジをする決断に至りました」

「ヴァンフォーレ甲府の60年の歴史の中のたった5年かもしれませんが、自分にとってはとてつもなく濃い5年間でした。天皇杯優勝、ACL、ACL決勝トーナメントなど皆様と共に戦った試合は一生忘れません!」

「最後になりますが、僕は自分のチャントが大好きです。皆様にたくさん歌っていただいたチャントを心に刻み、甲府で手にした確かな自信をJ1の舞台で見せつけたいと思います!5年間本当にありがとうございました。甲府が大好きです!また会いましょう!」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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