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パリ五輪代表・京都MF山田楓喜がFC東京に完全移籍「覚悟を決めてこのクラブにきました」

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MF山田楓喜

 FC東京は25日、京都サンガF.C.のMF山田楓喜の完全移籍加入を発表した。

 京都の下部組織で育った山田は20年にトップチーム昇格を果たし、22年にJリーグデビュー。24年は東京Vに期限付き移籍して21試合5得点を記録するだけでなく、U-23日本代表の一員としてパリ五輪に出場した。そして、25年1月にナシオナル(ポルトガル)へ期限付き移籍し、同年6月に京都に復帰すると、今季のJ1リーグ12試合に出場していた。

 山田はクラブを通じ、「FC東京を愛するファン・サポーターのみなさま、こんにちは。京都サンガF.C.から加入することになりました山田楓喜です。この決断は正直すごく悩みました。しかし、松橋力蔵監督や強化部の方々の自分に対する熱量を感じ、覚悟を決めてこのクラブにきました。FC東京のファン・サポーターのみなさまで、僕のことを最初は認めてくれない方もいるかも知れませんが、認めざるをえない活躍をするので楽しみにしていてください!メリークリスマス!そして良いお年を」とコメント。

 また、下部組織から育った京都のクラブ公式ウェブサイトを通じ、以下のようにコメントしている。

「FC東京に完全移籍することになりました。

京都サンガF.C.というクラブには感謝しています。

SPの頃から、期限付き移籍している期間も含めると14年間、お世話になりました。

プロ1年目は全く試合に出れずに何もなかった自分が2年目に入り、素晴らしいコーチに出会え、プロとしてどうやって生活していくか、トレーニングに励むか、常にどういうマインドでいるのか、全てのことを教わることができました。試合には絡めなかったけど1番濃い1年間を過ごしたなと今でも思います。

そして期限付き移籍で1年半、色々なことを経験して、2025年の夏に京都に帰ってくることになりました。

自分の本心としては、戻ってきたくありませんでした。

しかし、トレーニングを積み重ねていくうちに、チームメイトのサッカーに対する本気度に感化され、もっと上手くなりたい、このチームメイトと優勝したい!という気持ちになり、本気で試合に臨むことができました。それだけでも帰ってきて良かったなと思いました。チームメイトには本当に感謝してます。

来年からは京都にいないですが、ずっと世界で活躍することもまだまだ諦めてないですし、それに向かってどんどん進化し、化けていく山田楓喜を見れると思うので、応援し続けてもらえると嬉しいです!

またどこかで会いましょう。ありがとうございました。」

 以下、クラブ発表のプロフィール

●MF山田楓喜
(やまだ・ふうき)
■生年月日
2001年7月10日
■出身地
滋賀県
■身長/体重
181cm/73kg
■経歴
京都U-15-京都U-18-京都-東京V-京都-ナシオナル(ポルトガル)-京都

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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