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今度はスーパーボレー弾! スキッベ神戸で凄み増すDF酒井高徳「今季はより前に」結実させた2戦連発&アシスト

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DF酒井高徳

[2.13 J1百年構想WEST第2節 神戸 2-0 長崎 ノエスタ]

 中2日の“2戦連発弾”は圧巻のボレーシュートから生まれた。ヴィッセル神戸DF酒井高徳は0-0で迎えた前半25分、CKのこぼれ球をペナルティエリア外で待ち構え、脱力したままノーバウンドで右足一閃。「わりとリラックスしてシュートを打てた」。ドライブ回転がかかったシュートをゴール左上に突き刺し、試合を優位に進める先制点となった。

 酒井は10日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のFCソウル戦でも、ボックス内への侵入から左足シュートで今季の公式戦初ゴールを決めており、これで2試合連発。「運良く2回取れている」と冗談めかしつつも、ミヒャエル・スキッベ新監督のもとでより押し込んで試合を進めるトライが進む中、「今季はより前に絡んでいくこと、前での精度を意識している。ゴールに絡む結果を残せる位置を取れるよう試行錯誤した結果がこの2試合で出たのは非常に良い」と手応えを語った。

 その好感触はもう一つの結果も生み出し、前半42分には相手を深く押し込んだまま右サイドでフリーとなり、絶妙な左足クロスでMF佐々木大樹の追加点をアシスト。この場面は相手のこぼれ球を逃さずに二次攻撃に転じたことがゴールにつながっていたが、酒井が意識していたのはゴール前に深く入り込みすぎず、離れすぎもしない“良い距離感”だったという。

「何気ないことだけどあの距離感がないとクロスの段階まで行けないし、(パスを出した井手口)陽介のところで時間ができすぎてしまう部分もある。誰がどこに立っているかというのはCBも含めて、押し込んでいるからこそ、切り替えの部分で早く(ポジションを)取れていると思う。良く言われる“攻撃しているときこそ守備のことを”考えて、攻守は表裏一体だと思うので、それがうまくできるのが強いチームだと思うし、そうして試合をやれるように意識している」(酒井)

 そんな酒井の1ゴール1アシストが勝負を分け、開幕2節で掴んだ今季初の勝ち点3。しかし、攻守を司るSBというポジションを担うからこそ、気を引き締めることも忘れなかった。

「良い結果が続くと次も次もという期待が膨らむと思うけど、自分は守備の選手なので。後半は守備としてはあまり良い形で試合を締められなかったなというのがある」

 この日の神戸は後半28分まで被シュート0で過ごしていたが、相手のシステム変更を機に攻め込まれる時間が増え、アディショナルタイムにピンチが続発。GK前川黛也のファインセーブなどで難を逃れたものの、最後は失点してもおかしくない展開に追い込まれた。

「自分のゴールももちろん嬉しいは嬉しいけど、僕らが優勝していた一昨年、その前は90分間通して強さが出ていたと思うけど、今日みたいな後半を2-0の状態でやっていたら、もしかしたら1点入れられた時にちょっと崩れているかもなという話をしたし、自分でも思っていた」

 百年構想リーグ2試合で勝ち点5という結果は上々だが、いまもなお凄みを増す34歳のベテランに慢心なし。「チームとして反省して、もっと自分が結果も含めて、チームとして貢献できるような形にしていきたい」と決意新たに次の試合を見据えた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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