Jデビュー2戦目で退場…法政大MF小倉幸成の信頼起用裏目に岡山・木山監督「彼は覚えていかないといけない」
退場処分を受けたMF
[2.14 J1百年構想WEST第2節 広島 1-1(PK5-4) 岡山 Eピース]
期待の大学生Jリーガーがプロの洗礼を浴びた。ファジアーノ岡山のMF小倉幸成は広島戦の後半26分、背後からMF川辺駿にスライディングタックルを行い、2枚目のイエローカードで退場処分。後半1分にも川辺への足裏タックルで警告を受けていた上、その後も危ういタックルが続いていたなか、誘い込まれるままにピッチから姿を消す形となった。
ロサンゼルス五輪世代の中心を担う小倉は1月30日に法政大卒業後の岡山入りが内定し、今月8日の開幕節・福岡戦でJ1デビューを飾ったMF。初アシストを記録した開幕節と同様、この日も長短のパスとチーム最多3本のシュートで積極的な姿勢を示しつつ、守備でもセカンドボールの回収やインターセプトを見せるなど、J1の舞台でも通用するところを表現していた。
しかし、持ち味の地上戦デュエルでは勝率2/10の20%と苦戦が続き、特に後半からはJリーグトップクラスのボランチである川辺にいなされる場面が増加。川辺も「1枚目にイエローカードをもらった上で収まるかなと思ったけど、そのままガツガツ来たのでレッドカードっぽい雰囲気があった」と受け止めていたというなか、2枚目のイエローカードを誘い込まれた。
試合後、木山隆之は記者会見で小倉の退場に言及。「僕の采配を見られている方はご存知だと思うけれど、比較的イエローをもらった選手はスパッと代えるんですよ」と前置きしつつも、「今日の彼の出来を見ている限りはちょっと代えづらかった」と述べ、信頼の継続起用だったことを明かした。
その起用は裏目に出る結果となったが、Jリーグ2試合目の小倉にとっては、川辺とのマッチアップも、大舞台でのレッドカードも貴重な教訓となる。指揮官は「彼は非常に良いプレーヤーだし、それを覚えていかないといけない。ファウルをしないで相手を止める、ファウルをしなくていいようなボールの持ち方をする、その中で攻撃的に振る舞うプレーを覚えていかないといけない」と奮起を求めた。
またチームはPK戦で敗れはしたものの、10人になってからも失点を重ねることなく、1-1で90分間を終えて勝ち点1を獲得。木山監督は「少し代償としては高かったかもしれないが、他のチームメートがしっかりと負けずに1-1に持っていったのはよかったんじゃないかなと思う」と数的不利で戦った選手たちの奮闘を労った。
(取材・文 竹内達也)
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期待の大学生Jリーガーがプロの洗礼を浴びた。ファジアーノ岡山のMF小倉幸成は広島戦の後半26分、背後からMF川辺駿にスライディングタックルを行い、2枚目のイエローカードで退場処分。後半1分にも川辺への足裏タックルで警告を受けていた上、その後も危ういタックルが続いていたなか、誘い込まれるままにピッチから姿を消す形となった。
ロサンゼルス五輪世代の中心を担う小倉は1月30日に法政大卒業後の岡山入りが内定し、今月8日の開幕節・福岡戦でJ1デビューを飾ったMF。初アシストを記録した開幕節と同様、この日も長短のパスとチーム最多3本のシュートで積極的な姿勢を示しつつ、守備でもセカンドボールの回収やインターセプトを見せるなど、J1の舞台でも通用するところを表現していた。
しかし、持ち味の地上戦デュエルでは勝率2/10の20%と苦戦が続き、特に後半からはJリーグトップクラスのボランチである川辺にいなされる場面が増加。川辺も「1枚目にイエローカードをもらった上で収まるかなと思ったけど、そのままガツガツ来たのでレッドカードっぽい雰囲気があった」と受け止めていたというなか、2枚目のイエローカードを誘い込まれた。
試合後、木山隆之は記者会見で小倉の退場に言及。「僕の采配を見られている方はご存知だと思うけれど、比較的イエローをもらった選手はスパッと代えるんですよ」と前置きしつつも、「今日の彼の出来を見ている限りはちょっと代えづらかった」と述べ、信頼の継続起用だったことを明かした。
その起用は裏目に出る結果となったが、Jリーグ2試合目の小倉にとっては、川辺とのマッチアップも、大舞台でのレッドカードも貴重な教訓となる。指揮官は「彼は非常に良いプレーヤーだし、それを覚えていかないといけない。ファウルをしないで相手を止める、ファウルをしなくていいようなボールの持ち方をする、その中で攻撃的に振る舞うプレーを覚えていかないといけない」と奮起を求めた。
またチームはPK戦で敗れはしたものの、10人になってからも失点を重ねることなく、1-1で90分間を終えて勝ち点1を獲得。木山監督は「少し代償としては高かったかもしれないが、他のチームメートがしっかりと負けずに1-1に持っていったのはよかったんじゃないかなと思う」と数的不利で戦った選手たちの奮闘を労った。
(取材・文 竹内達也)
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